映画『キングダム 運命の炎』(28日公開)の公開直前イベントが18日に都内で行われ、主演を務める山崎賢人(※崎はたつさき)、岡山天音、杏が登壇した。

  • 映画『キングダム 運命の炎』(28日公開)公開直前イベントに登場した(左から)杏、山崎賢人、岡山天音

    映画『キングダム 運命の炎』(28日公開)公開直前イベントに登場した(左から)杏、山崎賢人、岡山天音

同作は原泰久による、人気コミックスの実写化作。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(山崎)と、後の始皇帝となるエイ政(吉沢亮)が、ともに中華統一を目指す。2019年、2022年に公開され大ヒットを記録、今回が第3弾となる。

東京・新宿の西武新宿ペペ前広場に集まった観客1,500人の前にまず山崎と岡山が登場すると、歓声と共に通りすがりの人たちも騒然。また、後には杏もサプライズ登場した。山崎は「真夏の猛暑の中、お集まりいただきありがとうございます。体調など悪くなった方がいたら、救護室もあるので言ってください! 水分補給もしてください!」と開口一番にファンを気遣い、声をかける。岡山も「劇中に負けず劣らずこれだけの人と対面させていただいて本当に嬉しいです!」と笑顔を見せていた。

新宿での思い出を聞かれると、山崎は10代の頃からプライベートでも親交のある岡山とよく遊びに来ていたと話す。しかし、当時何をして遊んでいたかを聞かれるも、あまり覚えていないようで、岡山は「マジで思い出せなくて……これと言って何もしてなかった(笑)。何してたっけ?」と山崎に投げかける。山崎も「映画観たりとか……?」と首をひねっていた。

そんな10代からの付き合いとなる2人。互いに成長した部分について山崎は「天音は10代のころからすごいしっかりしていて、変わらない」と印象を明かす。一方の岡山は「当時からキラキラしていましたけど、より一層キラキラ度が増した。スターになっていく様をいちばん間近で見ていたので、存在感が増していったと感じますね」と話し、山崎に視線を送っていた。

また、撮影でもそんな存在感を存分に発揮していたという山崎。飛信隊のシーンでは、他のキャストが信を演じる山崎のスピードについていくのが大変だったそう。現場にいた岡山も「本当に大変でしたね。みんなで『頼むからゆっくり走ってくれ!』と言ったんですが、(本番が)始まると信になっちゃうので、バァ~と行ってしまう(笑)」と思わぬ苦労を明かした。

そして、イベント終盤に山崎は「この『キングダム 運命の炎』が公開できるのも、皆さんが1、2と観て頂いて、楽しんでいただいたからだと思います。皆さんと一緒に『キングダム』が広がって熱くなっているなと実感して嬉しいです。大スクリーンで観てほしいです!」と呼びかける。最後は山崎の「夏はキングダム!」という掛け声に合わせ、集まった1,500人が「おー!」と声を上げ、大ヒットを祈願し、イベントの幕は閉じた。