Netflixで配信中のバラエティシリーズ『名アシスト有吉』のイベントが16日、Netflix Japan YouTubeチャンネルで配信され、有吉弘行、大久保佳代子(オアシズ)、小宮浩信(三四郎)、タイムマシーン3号(山本浩司・関太)、中岡創一(ロッチ)、森田哲矢(さらば青春の光)が登場した。

  • (左から)森田哲矢、中岡創一、大久保佳代子、有吉弘行、山本浩司、関太、小宮浩信

『有吉の壁』『有吉ゼミ』(日本テレビ)などを手がけるクリエイター・橋本和明氏が総合演出を務める『名アシスト有吉』は、有吉がアーティストやスポーツ選手など10組の個性豊かなゲストがMCを務める10本のバラエティ番組にアシスタントとして参加。ベテランから若手まで百戦錬磨の芸人が参戦し、十人十色のMC企画にチャレンジしながら、突如降りかかる有吉の狂気のアシストを全身全霊で打ち返していく。

『有吉と人気芸人が集結! ヤバすぎる名アシストに物申す!』と題して行われた今回のイベント。Netflixということもあり、「オシャレな番組だと思ったのに、時代にそぐわない番組だった」という有吉の発言もあり、早速印象に残っている「ヤバすぎる名アシスト」を振り返った。

中岡、小宮、山本、森田が出演した那須川天心がMCを務めた回の話になると、初回収録ということもあり、「全員がどれくらいで臨めばいいか分からなかった」が、甲冑を着ていたはずなのに生傷だらけだった森田を見て、「とんでもない番組が始まったな、と中岡さんの顔がバキバキだった」と小宮。その中岡は「こういうのって基本をやってから難しいのに行く流れなのに、みんな基本をやらないんですよ!」と、テレビの不文律を破ったバラエティに驚いたことを明かした。

中岡、小宮、山本、関が出演したGENERATIONS回では、中岡が残念ながら本編に収録されなかったシーンのエピソードを公開。トム・ブラウン布川が、10個のうち、9個がからし入りのシュークリームの中から1個を選ぶという企画で、唯一の甘い1個のシュークリームを引いてしまったのにもかかわらず、「辛い」というリアクションをしてしまい、顔が死んでしまったという。「期待しているから。イカゲームみたいになると思ったのに、スリリングになると思ったのに、なんだよこれは!」と真意を明かす有吉。この布川の事件が、「出ていない芸人の中ですぐ話題になって、(以降の『名アシスト有吉』の収録は)気をつけろよ、と回った」という関だったが、「何にも難しいことは言っていない!」という有吉の一言に一同爆笑となった。

ラストの長谷川 VS 10人のアクション審査で、 オチるまで何度もやらせるという有吉の名アシストに、「普通のテレビだったら使われないところが全部使われていた。一番面白かった」という中岡。「終わるわけにはいかないじゃない」と意図を話す有吉だったが、「結局最後までよくなかったんだよね」と厳しい一言も。

大久保、中岡、小宮が出演したIKKOがMCを務めた回の話になると、「他の仕事はすぐ忘れちゃうけど、これはいまだに参加した収録全部覚えてる」という大久保。普段バラエティでは見られないような熱湯ネタを映像と共に振り返り、「これをいま見ても、しつこいなって思うもんね」と有吉。関も「マジで世界に向けてる熱さだった」と話す。

さらに、「体を張った回」として、中岡、山本、関、森田が出演した指原莉乃&=LOVE がMCを務めた回の話にも。「この回ほど、口から何かが出た回はない」と振り返る森田は「自分で見て、“漫☆画太郎”の世界観かと思いましたもん」というが、収録が深夜に差し掛かり、=LOVEの未成年のメンバーが帰った際に、「気分害して帰ったんだと思った」と本気で心配するほどだったそうだ。

強炭酸鼻うがいで体を張った山本だったが、指原から収録後にTwitterをフォローされたことを明かし、中岡も収録後、指原から「感動して涙出そうだった。昨日出てた芸人さん、みんな結婚できます」と、LINEが来たという裏話を披露した。

大久保、中岡、森田、小宮が出演した堀内健の回では、カメラマンにど突かれるという罰ゲームがあった森田だったが、「カメラマンさんも加減分かってなかった」とスタッフも巻き込まれた話に。渡部建が復帰一発目だったことを振り返りつつ、この回のアシスタント有吉は“常にホリケンの味方”であり、アシスト、交通整理をしていなかったことから、「変な時間がずっと流れてた」と大久保からの暴露も。「たまたま海外の人が見たら、どこの国の番組なんだって思われるよね」と、有吉も独特なホリケン回を振り返った。

また、大久保、小宮、山本、関が出演したフワちゃん回では、実際にそれぞれの芸人のYouTubeチャンネルを使用し、生配信を行うという挑戦的な取り組みに、「いまだに“あの配信なんだったの?”とコメントがくる」と話す関。大久保も「おじさん2人と状況も分からないまま2時間も配信していて、やることないからパンツ見せてやるって思った」と振り返った。

中岡、小宮、山本、関が出演したアンミカ回では、「めちゃめちゃ頑張っていましたよ、アンミカさん」と中岡。「世界で流していいのか!?」と映像を見ながらツッコむ有吉。また、弾着爆破でスタッフが誤爆したこと振り返る山本は「本当のリアクションだった」というハプニングも明かした。

最後に、TikTokで活躍する人気インフルエンサー5組が、『名アシスト有吉』の体を張ったゲームに挑戦する模様が、21日21時からTikTokLIVEで配信されることも発表。有吉から“アシスト”で小宮に締めの言葉が振られると、「とんでもなく体張ってるんで、みんな刮目あれ!」と発し、イベントは幕を閉じた。