FRONTIERブランドでPC等を販売するインバースネットは3月3日、AMD Ryzen 9 7950X3DとAMD Ryzen 9 7900X3Dを搭載するデスクトップPCを発表した。構成を変更できるBTOに対応しており、価格は359,800円から。

  • FRONTIER、L3キャッシュが拡大したAMD Ryzen 9 7950X3D搭載デスクトップPC

今回発売するのは、L3キャッシュ容量を拡大する「3D V-Cacheテクノロジー」を採用するAMDの最新CPU「AMD Ryzen 9 7950X3D」と「AMD Ryzen 9 7900X3D」を搭載するゲーミングPC。L3キャッシュが128MBになったことで、マルチスレッド処理やゲーミングで優れたパフォーマンスを発揮する。TDPも通常版の170Wに対して120Wに引き下げられ、発熱や消費電力も抑えられている。

ラインナップは、フルタワー「GH」シリーズが2機種、「GB」シリーズが1機種だ。

GHシリーズ(2モデル)

GHシリーズは、前面と背面に大型ファンを搭載するフルタワー型モデル。電源を区分けして配置することで効率的に内部の温かい空気を排気する。ケース左側面は強化ガラスを使用し、内部スペースに余裕があることから大型の水冷クーラーなども搭載可能だ。

  • GHシリーズ(2モデル)

モデルの一例として、「FRGHB650/R790D」の標準構成価格は359,800円。主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 7 7900X3D(4.4GHz)、チップセットがAMD B650E、メモリがDDR5-4800 32GB(16GB×2)、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti(12GB)。OSはWindows 11 Home。

インタフェースは、2.5Gb Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.2 Type-A Gen1×2、USB 3.2 Type-A Gen2×1、USB 3.2 Type-C Gen2×1、USB 2.0×6など。上面にUSB 3.2 Gen1×2、マイク入力、ヘッドホン出力。本体サイズはW200×D470×H465mm。

GBシリーズ(1モデル)

GBシリーズは、ARGBライトストリップ内蔵のフロントメッシュパネルを使用するフルタワー型モデル。前面に160mm×2基の大型ファンをファンを内蔵し、パワフルな吸気で通気性を高めている。サイドパネルはガラス製で、スイングアウト式のため開閉しやすい。

  • GBシリーズ(1モデル)

モデルの一例として、「FRGB650/R765D」の標準構成価格は529,800円。主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 9 7950X3D(4.2GHz)、チップセットがAMD B650E、メモリがDDR5-4800 32GB(16GB×2)、ストレージが2TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 4090(24GB)。OSはWindows 11 Home。

インタフェースは、2.5Gb Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.2 Type-A Gen1×2、USB 3.2 Type-A Gen2×1、USB 3.2 Type-C Gen2×1、USB 2.0×6など。上面にUSB 3.2 Type-A Gen1×2、USB 3.2 Type-C Gen1×1、マイク入力、ヘッドホン出力。本体サイズはW232×D496×H493mm。