WOWOWは、2023年にテレビデビュー40周年を迎える俳優・渡辺謙のドキュメンタリーシリーズ『役者道~渡辺謙があなたに語る仕事と人生~』(全4回)を2023年2月に放送・配信する。

  • 『役者道~渡辺謙があなたに語る仕事と人生~』

1983年に『未知なる反乱』(TBS系)でテレビデビュー。1987年にNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で主演を務め人気を博すと、2003年には映画『ラストサムライ』で第76回アカデミー賞助演男優賞、第61回ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされるなど、世界的に活躍をしている渡辺。

彼が40周年という節目に語るのはこれまでの俳優人生。人生を変えた役者との出会いや、クリント・イーストウッド監督にみた仕事の流儀、度肝を抜かれたクリストファー・ノーラン監督との撮影現場、人生最大の挑戦となったブロードウェイ、さらに東日本大震災、新型コロナウイルス、ウクライナ侵攻など「今」という激動の時代に思うこと…。渡辺自身、人生の要所でメディアに語ってきたことはあるが、これまでの人生を総括するような振り返りはこれが初となる。番組中には本邦初公開となる貴重な写真がいくつも登場し、渡辺のモノローグ(ひとり語り)と共に、これまでの人生やキャリアを徹底的に語り尽していく。

渡辺は「僕らは作品あっての俳優なので、この番組をご覧いただいた後にまた作品を観ていただくと、あの作品ではこんな風に思っていたのか、そんなアプローチで役に向き合っていたのかといったことを感じていただけると思います。そうすることで、もう一段深い視点で作品を観ていただけるのではないでしょうか。結局向こう見ずな俳優人生だったような気がします。これから世に出ていく若い俳優さんは、チャンスがあれば恐れずにどんどん飛び込んでいってほしいし、目や心を見開いてほしい。そして、ハリウッドだけにこだわらず、アジアやヨーロッパでチャンスを掴んで、僕の背中を踏みつぶして前へ前へと進んでほしいと思います」と語っている。