女優のシム・ウンギョンが、2023年1月期のTBS系金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』に出演することが5日、発表された。井上真央演じる主人公・悠依と深く関わっていく“謎の女”を演じる。

  • シム・ウンギョン (C)TBS

本作は、数奇な運命に翻弄されながらも奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に描く切なくて温かいファンタジーラブストーリー。脚本家・安達奈緒子氏が描く完全オリジナルドラマとなる。

幼馴染だったが、大人になってから偶然再会し、改めてお互いを運命の相手だと確信した相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)。悠依にプロポーズしようと心に決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれ突然悠依の前から姿を消してしまう。直木を懸命に探す悠依だったが、実は直木は自分が死んだとわからないまま魂となって現世をさまよい続けていた。自分の声が悠依に届かず、何かがおかしいと不安を感じている彼の前に現れたのは、唯一直木の存在を認識できる刑事の魚住譲(松山ケンイチ)。直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むのだが……。

このたび韓国出身のシム・ウンギョンの出演が決定した。TBSドラマ初出演となるシムが演じるのは、脳神経内科医師のソン・ハヨン。井上演じる主人公・悠依とひょんなことで出会い、徐々に関わりを持つようになるという役どころで、ストーリーにスパイスを与える存在だ。

シムは、日本でも大ヒットしたドラマ『ファン・ジニ』や『春のワルツ』(共にKBS)、『太王四神記』(MBC)などで主要キャストの幼少期を演じ話題に。日本でもリメイクされた、2011年公開の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』ではヒロインの高校生時代を演じた。2014年に主演を務めた映画『怪しい彼女』では多くの賞を受賞。日本でも本格的に活動をスタートし、2019年にW主演を務めた映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得。共に日本の映画界に大きな影響を与える日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に選ばれた井上とシム、今回そんな2人の初共演が実現した。佐藤、松山とも初共演となる。

■シム・ウンギョン

安達奈緒子さんの作品が大好きで、しかも私自身あまり出演したことがないラブストーリーの作品なので、緊張しています。今の時代にちょっと珍しい作品になると思います。
昔から井上さん、佐藤さん、松山さんの作品を拝見していたので、いつか共演したいなという願いが叶いました。
今回、素敵な作品で皆さんとご一緒できて本当にうれしく、私も頑張りたいと思います。
私が演じるソン・ハヨンというキャラクターは温かい人と聞いているので、その温かさをどのように表現できるか今研究中です!
2023年に皆さんの心を温めてくれる作品になると思うので、楽しみにしていてください!