俳優で歌手の菅田将暉が、16日に放送されるABCテレビのバラエティ番組『探偵! ナイトスクープ』(毎週金曜23:17~※関西ローカル、配信あり)に初登場する。

  • 左から松本人志、菅田将暉 (C)ABCテレビ

大阪出身の菅田が「ナイトスクープは見てましたし、それこそコロナ禍では、昔の作品を振り返って見てました」と番組の大ファンであることを明かすと、局長の松本人志は「ほんとにこの番組が大好きで、プロモーション関係なく来ていただいたという」と紹介し、菅田も「告知なんかしません!」と断言する。

菅田は本番中も番組を満喫。1本目の「レジ袋が落ちるまでに手を50回叩きたい!」という依頼には、興味津々で大爆笑しながら“高速拍手”にトライしたり、松本局長に対抗して「叩きながら扇ぐ」なる妙案をひねり出す場面も。2本目の「実家に大量のフィギュアを送ってくる息子」には、自身も覚えがあるようで「ポスターとか、現場でいただいたものとか、自分の部屋に置けなくなったものを実家に送って飾ってもらってます」とコメント。大好きな漫画を実家に置いてあるほか「このあいだ、番組でもらった松本さんのフィギュアを実家に送りました」と明かし、「リアルに結婚して、奥さんもいて、飾るところがなくて」と苦笑い。松本は「新婚生活を見られてるみたい? 何かある時は、パタッと倒してくれたらいいんで」とアドバイスを送った。

エンディングで菅田は、「楽しかったですし、アッと言う間でした。1つのことに集中するっていいですね。夢中になれるものが、それぞれのファミリーにあって良かったです」と感想を語った。番組収録後には「ドキドキしました。なんか不思議でしたね、テレビを見てるみたいでした」と言いつつ、「出演者の皆さんも含め、場所も含め、緊張はしましたね。セットの奥行の感じとか、広さとか、皆さんが座ってる感じとか、依頼を読む時は皆さんが静かになって、VTRを見る時は照明が暗くなるんだ、始まる時は手拍子をするんだとか……。1個1個、あー毎回そうなんだみたいな。そういう感動がありましたね」と喜びを噛み締めていた。

一番印象に残っている依頼を聞かれると「ある女性にプロポーズをしたい男性がいてて。その男の人が元ヤンで、奥さんになる人はヤンキーが嫌い。でも結婚する前に元ヤンだったことを告白したいという依頼でね。で、パンチパーマ当てて当時のヤンキーの姿で奥さんに『自分は、こういう時期があったんだ』というのをカミングアウトする回が凄い好き。で、奥さんも驚きつつ無事承諾するんだけど、その後に『実は私も言いたいことがある』と。最後、奥さんが年齢をサバ読みしてて、年下だと思っていたのが年上だったというので終わるというのが、物語として出来過ぎで凄く印象に残ってますね」と振り返った。「感動系のネタは好きですね。今日の3本目の依頼も映画みたいで素敵でした。寛平師匠が『笑わすつもりやってんやけど』とやったことに、依頼者の人たちが号泣してるっていう」と続け、さらに「僕、虫を食べる回が好きなんです。結構、ありますよね。セミ食べたり、シロアリの炒飯を食べたり。なんか見ちゃうんですよね」と意外な一面も明らかに。「そういえば、小っちゃい頃、アリを食べたりとかしてたな、みたいな。怖いもの見たさというか。僕が依頼するならですか? 虫系は、ちょっと興味ありますね。虫系の依頼なら、探偵としてやらしていただきたいです(笑)」と、探偵志願発言も飛び出した。