技術評論社は7月21日、新刊『5さいからのプログラミングえほん』(1,980円)を刊行する(電子版は7月19日刊行予定)。

  • 『5さいからのプログラミングえほん』(1,980円)

同書では、学校の教育現場とITエンジニアの開発現場を知り尽くした石口しんじ氏が、初めてプログラミングに取り組む子どもに手厚くプログラミングの基本を伝えている。夏休み期間中、家で動画やゲームなどに夢中になる子どもも少なくないが、「せっかくならタメになるものを」という保護者の要望に応えて制作した。

タブレット用無料アプリ「ScratchJr(スクラッチジュニア)」を使い、子どもが実際に手を動かしながらプログラミングを体験できる。物語に登場するキャラクターの「お悩み」を解決するために、プログラミングをする点が特徴。ITスキルだけでなく、プログラミングの根幹となる「問題解決力」を養うことができる。

  • 『5さいからのプログラミングえほん』より

「キャラクターを助ける」というプログラミングの動機が物語の中で自然と与えられるため、「子どもがプログラミングに興味を持たないのでは」という不安がある場合でも取り組みやすいという。

総ルビで、子どもも1人でも読みやすくなっている。