アイ・オー・データ機器は6月1日、4K対応31.5型ゲーミングディスプレイ「GigaCrysta」(LCD-GCU321HXAB)を発表した。6月中旬に発売する。価格はオープンで、市場予想価格は131,780円。

  • LCD-GCU321HXAB

最大144Hzの高リフレッシュレート、オーバードライブ機能で1ms(GTG)の高速応答を実現したゲーミングディスプレイ。PS5のアップデートで対応したHDMI2.1規格のVRR機能にも対応し、HDMIは4K120Hzに対応するため、PS5をフルスペックで楽しめるとする。

画面は上下・左右とも178度の広視野角を誇るAASパネルを採用し、スルーモードを有効にすることで内部フレーム遅延をできるだけ抑える設計。通常のオーバードライブ機能よりグラフィックの再現性を犠牲にして応答速度を優先させる「バーストモード」を搭載する。

  • 背面

HDR対応のゲームや映像をより高画質に表示できる「DisplayHDR 400」のほか、バックライトの明るさを局所的に調整する「ローカルディミング」、ゲームの暗いシーンをより鮮明に表示できる「Night Clear Vision」、映像にメリハリをつけつつ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」機能、映像を自動判別し最適な明るさにする「CREX」、コンテンツに適した設定がプリセットされた「画面モード」などにも対応する。

パネルと枠による段差がないフラットなフレームレスパネルを採用したことで、ディスプレイを複数並べてもフレームが気にならないとする。2画面をディスプレイの左右半分ずつに表示させることが可能な「PbP(Picture by Picture)」機能も備える。

見やすい位置に高さや角度を調整できる「ゲーミングスタンド」を搭載。好みの高さに合わせやすいようスタンドに「目盛り」付きで、場所を移動させたあとや他の人が使ったあとでも、好みの高さに簡単に合わせられる。

  • 「GigaCrysta」のロゴが光るイルミネーション機能

本体背面には「GigaCrysta」のロゴが光るイルミネーション機能を備え、色や明るさ、変化パターン、スピードをカスタマイズできる。3.5W+3.5Wの内蔵スピーカーを搭載し、ポップやロック、シアター、ゲームなど用意された5つのサウンドモードをコンテンツに合わせて切り替えられる。

バックライトのちらつきをなくして目の負担をやわらげる「フリッカーレス」や、黄色味を抑えながらブルーライトを低減させる「ブルーリダクション2」など目に優しい機能も備えた。

主なスペックは、パネルタイプがTFT31.5型ワイド/AAS(解像度:3,840×2,160ドット、ノングレア)、視野角が上下:178度/左右:178度。最大リフレッシュレートが144Hz、応答速度が7ms(GTG)、オーバードライブレベル3設定時は1ms(GTG)、最大輝度は350cd平方メートル、コントラスト比は1000:1。インタフェースは、HDMI×3、DisplayPort×1、USB Type-B:USB 3.2 Gen 1(アップストリーム)、USB Type-A×2:USB 3.2 Gen 1(ダウンストリーム)、ステレオミニジャックφ3.5。内蔵スピーカーは3.5W+3.5W(ステレオ)。

本体サイズが約W715×D231×H453~563mm(スタンドあり、突起部含まず)、約W715×D59×H425mm(スタンドなし、突起部含まず)、重さは約10.1kg(スタンドあり)、約7.6kg(スタンドなし)。

チルト角は3〜20度、スイベル角は左右65度、高さ調整は110mm。VESAマウントは100mm×100mm。付属品は電源コード(1.8m)、HDMIケーブル(1.5m)、DisplayPortケーブル(1.8m)、ヘッドセット変換ケーブル(4極オス←→3極メス×2)、リモコン、単4形電池×2、USBケーブル(A-B USB3.2 Gen1、1.8m)、ネジ(4本)、台座、ネック、取扱説明書。

  • 側面