アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が、テレビ東京の新木ドラ24『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』(6月30日スタート 毎週木曜24:30~)の主演を務めることが10日、明らかになった。

与田祐希

与田祐希

同作は「深夜ドラマ×プラモデル」をテーマにしたオリジナルドラマ。あらゆるものが平均的なタイプの人間・小向璃子(与田)は、ある日同僚から言われた「量産型の人間」という言葉に自問自答してしまう。そんな時、ふと町で見つけた模型店が気になり入ってみると、“量産型”と書かれたTVアニメシリーズ『機動戦士ガンダム』に登場する「ザク」に目が止まり、堅物店主に勧められるままに初めてのプラモデル作りに挑戦することに。璃子は徐々にプラモデルの魅力に惹かれ、それが自分自身を見つめ直すきっかけになっていく。

物語はごく普通の女子である主人公が、仕事にプライベートに自問自答しながら「プラモデル」というホビーとの出会いを通じて大人へと組み立っていく成長記に。『お耳に合いましたら。』や『八月は夜のバッティングセンターで。』などのオリジナルドラマを共に手掛けてきたテレビ東京とBABELLABELが再びタッグを組み、地上波連続ドラマ初主演の与田祐希(乃木坂46)を主役にこれまでにない“ホビー・ヒューマンドラマ”に挑む。BANDAI SPIRITS制作協力のもと、各話実在する様々なプラモデルが登場し、第1話はドラマタイトルにも因んだ「量産型ザク」が登場する。

監督は『東京放置食堂』『歩くひと』『ムショぼけ』など、監督・脚本家としてジャンルを問わず立て続けに作品を生み出しているアベラヒデノブに決定。与田とは乃木坂46のメンバー10人が各1話ずつ主演を務めるオムニバスドラマ『乃木坂シネマズ ~STORYof46~』で与田出演回の監督を務めたこともあり、2度目のタッグとなる。脚本にはマンボウやしろを中心に、近年数々のドラマ作品のプロデュースを手掛ける畑中翔太が企画・原案・脚本として参加。両者のタッグは「Filmarks2021年夏ドラマ満足度ランキングNo.1」も獲得したドラマ『お耳に合いましたら。』以来となる。

与田祐希 コメント

今回演じさせていただく小向璃子は、情熱的に生きることよりも安定・平和を望み、特別な趣味や特技もないごく普通の、いわゆる量産型な女の子。私自身も共感できる部分が多く、これから璃子の人生を組み立てていく日々がとても楽しみです! プラモデルはまだ先日少し教えて頂いたばかりで、璃子と同様一からのスタートですが、役とともに好きになっていけるような気がしています。ガンダムやプラモデルが好きな方にもぜひ成長を見守っていただけたら嬉しいです!

企画・原案・脚本:畑中翔太 コメント

「深夜ドラマ×プラモデル」というなんともワクワクするオリジナルドラマが生まれました。バッティングセンターやポッドキャストなど、これまでテレビ東京さんと様々なテーマを物語にしてきましたが、自分自身も子どもの頃に熱狂したプラモデルをテーマにしたドラマが作れるとは思っていませんでした。ただこの作品は“単なるプラモドラマ”にあらず、与田さん演じる主人公の璃子が「プラモデル」との出会いを通じて、自身との向き合い方や周囲との関係性が少しずつ変化していく“ホビー・ヒューマンドラマ”です。璃子がプラモデルを組み立てていくように、自分の人生を組み立てていく小さな成長記にご期待ください!

漆間宏一プロデューサー(テレビ東京) コメント

今年のテレ東夏ドラマはプラモデルをテーマにした、ホビー・ヒューマンドラマです!プラモデルを作ってみると発見が多く、今までキャンプやサウナなど、趣味に関わる作品をお送りしてきたテレビ東京としても新鮮な題材です。今の時代、量産型というのは良い意味ですごく親しみがあると感じていて、昨夏の「八月は夜のバッティングセンターで。」や「お耳に合いましたら。」のスタッフと一緒にこの新しい挑戦を悩みながらも楽しんでおります。主演の与田さんに初めて会った時に、璃子と似ている点が多く「バレてるのかと思った笑」と言ってもらえて、安心と共に良いものをお届けできる自信にもなりました。テレ東深夜なりの夏のちょっぴり大人な青春ドラマで、視聴者の背中をほんの少し支えられるような素敵な作品を目指しております。ぜひご期待ください!!

(C)「量産型リコ」製作委員会