フジテレビ系バラエティ特番『志村けん&ドリフの爆笑お宝コント祭り ~バカ殿変なおじさん豪華ゲスト大集合SP~』が、きょう3日(19:00~)に放送される。

  • 『志村けんのバカ殿様』=フジテレビ提供

今回の注目は、志村けんさん演じる「バカ殿様」や「変なおじさん」「ひとみばあさん」といった老若男女の心をわしづかみにしたキャラクターたちの貴重映像の数々。『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系、1986年~)からは、放送開始当初の作品を蔵出しする。

「バカ殿様」と言えば、言わずと知れた白塗りの顔に太い眉毛、口紅を塗り、立派なちょんまげがトレードマークの国民的人気キャラクター。そんなお茶の間から愛されるキャラクターは、1986年の初回放送時にどんな破天荒っぷりを披露していたの。「殿! 殿!」と城内を走り回るなど、バカ殿に仕える筆頭家老“じい”の役を演じる東八郎さんとの名コンビぶりも懐かしい映像とともに蘇る。

「変なおじさん」からは、優香との鉄板コントのほか、さまざまなシチュエーションに突如出没し続けた「変なおじさん」を一挙に振り返る。さらに、「ひとみばあさん」からは丘みどりが肥後克広(ダチョウ倶楽部)とともに体を張った爆笑コントも登場する。

そして、『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系、1977年~)から『志村でナイト』(フジ系、2018年~)まで、40年を越える膨大なコント作品の中から選ばれた珠玉のコントがめじろ押し。『ドリフ大爆笑』からは、放送が始まった1977年に放送された“おとぎ話コント”の「桃太郎」や、ザ・ドリフターズのメンバーの軽快なやり取りに、最後はいかりや長介さんの名ゼリフ「ダメだこりゃ」でおなじみの人気コーナー“もしもシリーズ”として1981年に放送された「オーケストラ」が登場。

志村さんが喫茶店マスター役を務め、出演者たちが面白おかしく、ホームコメディー風にコントを披露してきた『志村でナイト』からも、柴田英嗣(アンタッチャブル)や大悟(千鳥)が出演するコントを厳選して放送する。

ほかにも柄本明や森光子さんといった名優たちとの共演や、マツコ・デラックスとの夫婦コントなど、時を超えて笑える貴重な作品が登場。

高木ブーは「志村がいて、長さんがいて、僕らが若くて動き回ってた頃の映像が今回はたくさんあって、懐かしみながら見ていました。やっぱり何回見ても面白いよね。僕が見たことない志村のコントもたくさんあって、ドリフ大爆笑が終わっても、新しいコントをずっと続けていた志村のすごさを、改めて感じました。ドリフを知らない子供たちが、僕らや志村を見て笑ってくれてる、という話をよく耳にします。今回もみんなで笑ってほしいね」とコメントしている。

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