米AMDは3月8日(現地時間)、Apple製デスクトップPC「Mac Pro」のグラフィックスオプションとして「AMD Radeon PRO W6600X」が追加されたと発表した。アップルストアではグラフィックスモジュール単体でも販売されており、77,000円で購入できる。

  • グラフィックスモジュールの増設に対応するMac Pro(2019)

  • Radeon Pro W6600X MPX Module

AMD Radeon PRO W6600Xは、AMD RDNA 2ベースのGPUにGDDR6 8GBのGPUメモリを組み合わせるグラフィックス製品。AppleのMac Pro(2019)への搭載に対応しており、使うにはmacOS Monterey 12.3以降の導入が必要になる。HDMI端子×2を出力端子として備え、Thunderbolt 3経由の映像出力用にルーティングされたDisplayPort接続を2つサポート。最大4台の4Kディスプレイや、1台の5Kディスプレイ、2台の「Pro Display XDR」を利用できる。

Mac ProはRadeon PRO W6600Xのほか、Radeon PRO W6900X、Radeon PRO W6800X、Radeon PRO W6800X Duoもオプションとしてラインナップしている。いずれもアップルストアではグラフィックスモジュール単体でも販売されており、後から増設することも可能だ。