エイヒレといえば、居酒屋でも定番のおつまみメニューのひとつですが、もし、エイが宇宙からやってきた生物だとしたら……?

「そんなまさか」と思うかもしれませんが、コチラのツイートを見たらそんな考えも変わるかもしれません。

アカエイの全身骨格標本 2年ぐらいずっとエイの骨格標本試行錯誤しててやっと綺麗にできたから見て。 地球外生命体感すごい
(@hunterfigskateより引用)

  • (@hunterfigskateより引用)

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ツイートの投稿主は「いのししの人(@hunterfigskate)」さんで、2年ほど試行錯誤した結果、ついにエイの骨格標本を作りあげることに成功したのだそう。

その精巧さにまず驚かされますが、その地球外生命体のような見た目にもビックリです。
見れば見るほど「本当に宇宙からやってきたのでは……?」と疑いたくなるほど、私たちのイメージする魚とはかけ離れているように見えます。

この投稿はツイッターで大きな注目を集め、ツイートは1.6万件のリツイート、8.3万件のいいねを獲得(3月2日時点)し、コメントも多数寄せられました。

「やはりエイは大昔に宇宙から飛来してきた生き物なのでは」

「やっぱり外宇宙からやってきて地球に定着した生き物って気づかないだけで居るんじゃないかって思えてきますね|Д゜)ヤバイ」

「これ間違いなくエイリアンやとおもう。(知らんけど…)」

また、「軟骨魚でもここまで綺麗に骨格標本として残せるのですね。感動しました」「こりゃあ大変な作業! でも凄く不思議で綺麗」「すごい! 美術品みたい! 」など、途方もなく労力をかけたこの骨格標本に対し、多くの賛辞の声も集まりました。

制作者さんに聞いてみた

しかし、この骨格標本は一体、どのように作られているのでしょう。ツイ主の「いのししの人」さんにお話をお伺いしました。

ーーこの骨格標本の作り方について教えていただけますか?

骨格標本の基本的な手順としては、解剖して肉をとり、骨の中の血液と脂肪を取り除き、組み立てて完成です。

ーー2年ほど試行錯誤されたとのことですが、どんなところが難しかったでしょうか?

エイは軟骨魚類ということもあり、骨が非常に柔らかく水分が多いです。そのため乾燥の際に大きく収縮、変形してしまいます。また、薄く脆いので壊れやすいという欠点もありました。このようにいろんな問題があり、家庭でできるような手法を試行錯誤しておりました。


こんな素晴らしい作品を家庭で作ったなんて、本当に驚きです。作り方の詳細は動画でも上げているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。