コシナは、Voigtlanderシリーズの交換レンズ製品として、クラシックな外観に現代的な光学性能を備えた「COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical Type II VM」を発表した。12月中に発売予定で、価格は104,500円。
VMマウントに対応する交換レンズ製品。すでに1950年代の製品デザインをフィーチャーした「Type I」モデルを販売しており、今回発表された「Type II」では1970年代前半に製造された製品の外観を現代的な解釈で採用した。全長は30mmとコンパクトで、総金属製の鏡筒には操作しやすいフォーカシングレバーを備えている。
光学性能は現代のカメラボディに適した最新設計で、開放絞りをF3.5に抑えたことで実用的な描写を確保。10枚の絞り羽根で美しいボケ表現を行えるという。その他の仕様は以下の通り。
- マウント:バヨネット式VMマウント
- 焦点距離:21mm
- 絞り羽根:10枚(虹彩絞り)
- 絞り:F3.5~F22
- 最短撮影距離:0.5m
- 最大径×全長:52×30mm
- 重さ:220g