ハイセンスジャパンは11月4日、自動製氷システムや冷蔵温度の切り替え可能なチルド室などを備えた、容量360Lの冷凍冷蔵庫「HR-G3601W」を発表した。発売は11月中旬、価格はオープン、推定市場価格は110,000円前後。本体カラーはガラスホワイト。

  • 360L冷凍冷蔵庫「HR-G3601W」

水を入れておくだけでブロックアイスが作れ、最短90分の急速製氷も可能な「自動製氷システム」を搭載。取り外せる製氷皿は丸洗いでき、製氷ボタンの長押し3秒で給水パイプも自動洗浄するので、お手入れの負担が少ない。

  • 冷凍室上段には、急速製氷に対応する自動製氷システムを搭載

冷蔵室は棚を折りたたむことで、鍋や背の高いミキサーをそのまま入れられる自由度の高いレイアウト。高さを変更できるドアポケットには、最大で12本の缶ビールが入る。

冷蔵室に設けた「セレクトチルド」は、保存したい食材に合わせて、-3~0℃の「微氷結」と、0~3℃の「チルド」を切り替えられる。肉や魚を買ってきたばかりのときは微氷結に設定して鮮度と美味しさを長く保ったり、お豆腐や常備菜が多いときはチルドに設定して、食材の美味しさや食感、色味を保ったりといった使い分けが便利。

  • 棚を折りたたんで、鍋やミキサーをそのまま入れられる

野菜室は食材が出し入れしやすい中央に配置。小さな野菜や使いかけの野菜を見つけやすいように収納しておくトレーも備える。野菜室の底には「お掃除口」があり、下にゴミ箱を置いて、野菜室を掃除したゴミをそのまま落とせる。

  • 野菜室の隅にはキャップ付きの「お掃除口」

運転音は約20dBと低く、夜間の運転も気にならない静音設計だ。製氷室には防音シートを使っており、製氷時に氷の落下音を抑える。

HR-G3601Wの本体サイズはW598×D665×H1,740mm、重さは84.0kg。年間消費電力量は346kWh/年。冷凍室の全定格内容積は358L。冷蔵室は195L(144L)、野菜室は86L(46L)、冷凍室は77L(42L)。カッコ内は食品収納スペースの目安。冷蔵室のうち、チルドルームは12Lとなる。