Acerは、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大に対応するため、ボディに抗菌処理を施したノートPCやタブレット、ディスプレイなどを発表した。

TravelMate Spin P4 TMP414RNA-51

  • TravelMate Spin P4(TMP414RNA-51)

「TravelMate Spin P4(TMP414RNA-51)」は、ディスプレイ部が360°回転するコンバーチブル型2in1 PCの新モデル。ボディやキーボード、タッチパッドなど、利用時に接触する面に銀イオン抗菌剤を塗布することで、優れた抗菌仕様を実現。これにより、接触した微生物の増殖速度を劇的に低下させるという。合わせて、MIL-STD 810H準拠の優れた堅牢性も実現している。

ディスプレイは14型フルHD液晶で、抗菌仕様のCorning Gorilla Glassを採用。360°回転なので、クラムシェル、テント、スタンド、タブレットという4通りの形状で使える。

  • TravelMate Spin P4(TMP414RNA-51)

CPUは第11世代Core i7 vProを採用し、内蔵ストレージは最大1TBのSSD。LTE対応ワイヤレスWAN、スマートカードリーダーなども搭載できる。生体認証機能は指紋認証や顔認証。ボディは17.9mmの薄さで、重さは1.53kg。バッテリ駆動時間は最大13.5時間で、1時間で約80%まで充電できる急速充電もサポート。北米では2022年1月に発売を予定しており、価格は1,099.99ドルから。

Enduro Urban N3 EUN314A-51W(G)

  • Enduro Urban N3 EUN314A-51W(G)

「Enduro Urban N3 EUN314A-51W(G)」は、MIL-STD 810H準拠の優れた堅牢性に加え、IP53準拠の防塵・防水性能も備えるノートPCだ。こちらもボディなどは銀イオン抗菌剤が塗布され、ディスプレイ表面は抗菌仕様のCorning Gorilla Glass。

CPUは第11世代Core i7、ディスクリートGPUはGeForce MX330、メモリは最大32GB。13時間の長時間バッテリ駆動も可能。北米では2021年第4四半期の発売を予定しており、価格は849.99ドルから。

Enduro Urban T3 EUT310A-11A

「Enduro Urban T3 EUT310A-11A」は、MIL-STD 810H準拠の優れた堅牢性と、IP53準拠の防塵・防水性能を備えるAndroidタブレット。ディスプレイ、ボディ、ボタンなど触れる部分のほとんどに抗菌加工を施している。

  • Enduro Urban T3 EUT310A-11A

ディスプレイは1,920×1,200ドット(フルHD)の10型液晶。SoCにはMediaTekのオクタコアプロセッサを採用し、RAMは4GB。AIノイズリダクション対応でビデオ通話やリモート学習などにも最適としている。北米では2022年1月第1四半期に発売予定で、価格は299.99ドルから。

VE246Q

  • VE246Q

「VE246Q」は23.6型フルHDディスプレイ。リサイクルプラスチック採用ボディやディスプレイ表面ガラスに銀イオン抗菌剤を塗布し、高い優れた抗菌性能を持つ。合わせて、ENERGY STAR、TCO、EPEATからグリーン認証を取得する優れた省電力性も実現している。発売時期は未定。

その他

そのほか、抗菌仕様のChromebook向けキーボードやマウス、抗菌素材採用のジャケットなども発売予定だ。

  • Bluetooth Keyboard and Mouse KM501、Bluetooth Mouse B501

  • Eco-Shell Protective Jackets