バイドゥは9月29日、Z世代の「コロナ禍で辞めたことTOP10」を発表した。同調査は8月6日~16日、同社が提供する日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」を使う10代男女879人を対象に、インターネットで実施した。

  • コロナ禍で辞めたことTOP10

コロナ禍で辞めたことを尋ねたところ、最も多い回答は「大人数での食事」となった。自由回答では、「誰が持っていてもおかしくないウイルスなので、大人数で会うリスクを考えて辞めた」「クラスターの原因になるし、何より罪悪感があるから」「"このご時世だからね"という親の一言でやめました」など、同居する家族を含めた、関わる人々への感染拡大防止の観点から辞めたというコメントが多く集まった。

2位は「外食」だった。理由としては、「コロナを機に食生活を見直して自炊をするようになった」「営業時間の短縮で、お店がやっていない」「テイクアウトが増えて外食する必要がなくなった」など、ライフスタイルの見直しやフードデリバリー、テイクアウトを利用するようになったという声が多かった。

3位は「大盛りの食事」となった。「外に出て運動する機会が少なくなった」「自粛で何もしなかったから太っちゃうと思った」と、予防の観点から少し食事を減らした人もいれば、「自粛期間で太った」「コロナ太りしたから」と、食事の制限を開始した人もいた。

4位には「外出」がランクインした。「自治体が不要不急の外出は控えて下さい、と呼びかけているので」「世界中が大変なのに、自分だけが外出自粛要請を承諾しない訳にはいかない」「1人1人が気をつけることで感染を抑えられるのではないかと思った」と、不要不急の外出を自粛しているZ世代も多くいることわかった。

5位は「ライブ・フェス」だった。「密になっていて危ない」「そもそもライブがあまり開催されていない」「親が絶対許してくれない」といった意見も多い。「直接推しに会いたいけれどオンラインライブで楽しんでいる」「オンラインで我慢しているけど、いつか本人に直接会える日まで貯金をしている」など、直接会える日を楽しみに、今は我慢しているという声も多かった。

6位は「海外旅行」だった。中には「コロナで留学を諦めた」「卒業旅行がギリギリ行けなかった」という人も見られた。7位は「電車の吊革を掴む」で、「こういう時期だし、色んな人が触っていると思った」「接触感染、飛沫感染を避けるため」などの声が挙がっている。

8位には「映画館に行く」がランクインした。「クラスターが心配」「マスクの着用をしなければ行けないので、ポップコーンを食べるのにも気を遣ってしまう」といった声が寄せられている。

9位は「ダイエット」だった。「制約が多くてストレス発散もできないのに更に自分を追い込むことなんてできない」「こんなご時世だし、ありのままの自分を愛したいと思った」など、少しでも精神的な負担を減らすために自分に優しくしようという人も目立った。

10位には「お菓子を食べる」がランクイン。「自粛期間中に好きな人のために垢抜けようと思ったから、まずはダイエット!」「コロナ禍でお家時間が増えて筋肉が落ちてきたので…」など、ダイエットの最初の一手として、お菓子や甘いものをやめる人も多いことがわかった。