タイガー魔法瓶は、手ごろな値段でありながら使いやすさにこだわった「ハイバリューモデル」として、「IHジャー炊飯器<炊きたて>JPW-A100/A180」と「IHジャー炊飯器<炊きたて>JPW-B100/B180」を、2021年9月上旬に発売する。
価格はオープンで、市場想定価格は5.5合炊きのJPW-A100が30,800円、1升炊きのJPW-A180が33,800円、5.5合炊きのJPW-B100が25,800円、1升炊きのJPW-B180が28,800円。
IHジャー炊飯器市場で3万円未満のジャー炊飯器が約35.4%を占め、年間約150万台を超えるボリュームゾーンとなっている(2020年度 日本電機工業会データ)ことを受けて開発された、手頃な価格と機能性を両立させたハイバリューモデル。
JPW-A100/A180では、土鍋コーティングを施した内なべ「遠赤3層土鍋コート釜」を採用。厚さが約2mmの圧釜仕様で、遠赤効果と釜の厚みによる火力で、「土鍋ごはんに迫るおいしさ」を実現した。JPW-B100/B180の内なべは厚さ1.5mmの「遠赤3層釜」となっている。
お茶碗1~2杯分など少ない量でも、お米のハリと甘みを引き出す「少量旨火(うまび)炊き」メニューを搭載(JPW-A型のみ)。通常の「白米」メニューよりも甘みを引き出す吸水温度帯を長く持続させたことに加え、昇温時の火力を上げて急激に温度を上昇させる加熱プログラムに設定した。JPW-A100は0.5合から、JPW-A180は1合から炊飯できる。
また、その日食べる分だけを素早く炊く「少量高速」メニューを搭載。お茶碗1杯(0.5合)を最短で約15分(5.5合サイズのみ)、1合を約17分で炊飯する。冷凍してから解凍しても炊きたてのようなおいしさを保つ「冷凍ご飯」メニューも備える。
人気の炊飯器調理にも対応。15分時短調理などにも対応した「調理」メニューを備えるほか、温度管理が厳しい「パン発酵」「パン焼き」メニューは、キーを押すだけで発酵や焼き上げを自動で行う。
お手入れが必要なパーツの点数が、従来機種(JKT型)の3点から、内なべと内ぶたの2点のみに進化。内ぶたは食器洗い乾燥機に対応する。炊き込みごはんや炊飯器調理の後に気になるにおいや汚れをケアする「洗浄」コースで、手が届かない炊飯器内部の汚れやにおいを蒸気の力で抑制する。
調圧レス構造を取り入れ、デザインを一新。JKT-L100(2020年製)から高さを11mm低くし、高さ20cmのローフォルムを実現。前面から後方にかけて凹凸が少ない天面で、限られたスペースにも収まりやすく、拭き掃除がしやすく清潔に使える。
本体サイズと重さは、JPW-A100が約26.0×35.4×20.0cm/約3.9kg、JPW-A180が約28.8×38.6×23.9cm/約4.9kg、JPW-B100が約26.0×35.4×20.0cm/約3.8kg、JPW-B180が約28.8×38.6×23.9cm/約4.8kg。最大消費電力は、JPW-A100とJPW-B100が1,225W、JPW-A180とJPW-B180が1,375W。本体カラーはJPW-A100/A180がシャンパンゴールド、JPW-B100/B180がダークグレー。