焦点工房は7月14日、中一光学ブランドのフルサイズ対応単焦点レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III Lマウント」を発表した。7月14日より発売する。希望小売価格は110,000円で、実売価格は83,000円前後。
Lマウントに対応する焦点距離50mm(35mm判換算)の超大口径標準レンズ。開放F値が0.95と明るく、ミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化した最新の光学設計により、画質と逆光耐性に優れる。主な用途として、光量の少ない場所での手持ち撮影や、11枚の絞り羽根枚数による大きなボケ味を活かしての撮影に適している。
レンズ構成は7群10枚(超高屈折率レンズ×1枚、高屈折低分散レンズ×5枚)で、フォーカスはマニュアルのみ。フォーカスリングは320度回転するので、精細なピント合わせが行える。最短撮影距離は0.5mで、最大撮影倍率は0.1倍。フィルター径は67mmとなる。本体サイズは直径73mm、長さ88mm、重さは約770g。