Dynabookは5月13日、法人向けの新モデルとして、デタッチャブルタイプの10.1型2in1 PC「dynabook K60/FS」「dynabook K50/FS」を発表した。5月13日から受注を開始し、価格はオープン。
PC本体となるタブレット部分と、キーボードドックが分離合体するデタッチャブルタイプの2in1 PCで、合体時は一般的なクラムシェルスタイルのノートPCとして使える。高い堅牢性を持ち、ドイツの第三者認証機関「TÜV Rheinland Japan」確認のもと、76cm落下試験、100kgf面加圧試験、30cc防滴試験(キーボード面)をクリア。加えてdynabook社内でも、コネクタこじり試験、ヒンジ開閉試験、振動試験、防塵試験などを実施している。
10.1型の液晶ディスプレイは、タッチ対応のノングレア(非光沢)タイプ、解像度は1,280×800ドット。オプションとして充電式のアクティブ静電ペンを用意している。キーボードドックのキーピッチは17mm、ストロークは1.2mm。バッテリ駆動時間(JEITA 2.0)は約16時間と長く、バッテリ容量の約40%を30分で充電する「お急ぎ30分チャージ」機能を備える。
dynabook K60/FSとdynabook K50/FSの違いはCPUとCPU内蔵グラフィックス。dynabook K60/FSのCPUはIntel Pentium Silver N5030(1.10GHz)、グラフィックスはIntel UHD Graphics605。dynabook K50/FSのCPUはIntel Celeron N4020(1.10GHz)、グラフィックスはIntel UHD Graphics 600となる。
共通の仕様として、メモリはLPDDR4-2400 8GBまたは4GB、ストレージは128GBまたは64GBのフラッシュメモリ、OSはWindows 10 Pro 64bit版。
インタフェース類は、IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0、約200万画素フロントカメラ、約500万画素リアカメラ、microSD/SDHC/SDXCスロット(最大1TB)、USB 3.1 Gem1 Type-C、USB 2.0×2、マイク入力・ヘッドホン出力コンボ端子。
本体サイズ・重さは、タブレットが約W249.0×D178.0×H9.7mm・約610g、キーボードドック接続時が約W249.0×D186.7×H18.7mm・約1,180g。