タレントの伊集院光が18日、フジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#11』に出演し、深夜と朝のラジオを両立する難しさを打ち明けた。

  • (上段左から)久保ミツロウ、伊集院光 (下段左から)能町みね子、ヒャダイン

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。ラジオの生放送は百戦錬磨の伊集院も、生配信で観客が視聴している中での3人の自由すぎるトークを見て“線引き”の不安を訴えたが、3人に「性善説で」と、口の固い観客を信じるように説得されてトークがスタートした。

TBSラジオで、1995年から月曜深夜で『伊集院光 深夜の馬鹿力』を担当し、2016年からは月~木曜に朝の『伊集院光とらじおと』にも出演する伊集院。全く時間帯の違う番組で、「両立ができると思ったら、意外に無理っていうことが最近分かった」と、まさかのカミングアウトが飛び出した。

「やっぱり深夜って“性悪説”みたいなところでできてるから、『伊集院さん好きです』って言われたところで『そんなこと思ってないくせに、金か!』というのが深夜。だけど朝は“性善説”でできているから、どっかで聞いたことあるような話でもそれは言わないし、この人は“善”なんだって思う軸からスタートするんだけど、一晩では切り替えられない」といい、「月曜日に寝て、朝(深夜の)残り香があるから、火曜の朝だけ(精神的に)本当に疲れる! 睡眠不足じゃなくて」と本音を漏らした。

ちなみに、月曜深夜に生放送を終えると、スタジオに敷いたマットレスで眠り、火曜朝の生放送を迎えるとのこと。「ラジオショッピングで売ってるマットレスを俺が買って寝てるんだよ! それで感想が『疲れ取れるわ』って本当のことだよ(笑)」と、実体験に基づいていることをアピールした。

今回のライブでは、久保と伊集院の約20年越しの“因縁”をひも解く作業を敢行。その“雪解け”が無事に行われると、互いに本音を覗かせるトークや、「好きな褒め言葉ベスト3」のコーナーなどで盛り上がった。

この模様は、25日23時59分まで追っかけ再生が可能。チケットは、25日18時まで販売されている。

そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビでは5月14日(26:05~27:05)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のオンラインライブは、5月15日にテレビ東京を退社した佐久間宣行プロデューサーをゲストに迎えて開催される。

(C)フジテレビジョン