よーへーさん(@tkm03270142)がツイッターに公開した写真が話題です。まるで映画のワンシーンのように「ビルが爆発する瞬間」を描いた様子なのですが、これ、CGでもなく、絵でもなく“ジオラマ”なんだそうです。

  • リアルすぎてにわかには信じられません…… ※タップで拡大

製作者のよーへーさんにお話を聞いてみました。

――リアルな爆発の様子にとても驚きました。どのようなシーンを描いたものなんでしょう?

「すばり、映画『シン・ゴジラ』の『内閣総辞職ビーム』のシーンです(注:映画内でゴジラが吐いた熱線のこと。内閣総理大臣が搭乗するヘリコプターがこの熱線の直撃を受けたことからこう呼ばれる)」。

  • ゴジラ―! ※タップで拡大

『シン・ゴジラ』でゴジラが初めて熱線を吐いたのが東京・虎ノ門ヒルズがある一帯と言われており、よーへーさんはその周辺の様子を再現しようとしているんだそうです。

――爆炎をジオラマで表現していることにとても驚きました。ご苦労された点や難しかった点はどこでしょうか?

「ゴジラの熱線が通過しようとする様子を、どう表現しようか……ずっと考えていました。色々調べていく中で、『透明粘土』が良さそうなので使ってみたら良い感じになりました。

難しかった点は、いかに建物の破片や瓦礫を表現するか。プラ板やスチレンボードやアルミ紙を細かくカットして、バランスよく取り付けていくことが苦労した点です」。

  • アクリル樹脂製などから作られる透明粘土 ※タップで拡大

「また、ゴジラの熱線の角度に合わせて建物に亀裂を入れるのですが、その角度調整が苦労しました。もう一つ同じような破壊表現をするビルがあるので、2つ同時に熱線が通過するよう考慮して作成しました」。

この投稿に対して、多くの読者から「こういうの作れるの憧れる」「すごい、本当に焼けてるみたいだ」「ストーブかヒーターから火が出てんのかと思った」「ほんまに爆発してると思った」と驚きの声が寄せられていました。