このポテトサラダ(@serohanpetapeta)さんがツイッターに投稿した短編『東京の実感』。地方から上京して暮らしはじめた人であれば、きっと誰もが感じるであろう気持ちのたかぶりを表現した内容です。

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美味しそうなナポリタンを提供するレストランをスマホで見ていたこのポテトサラダさん。「このお店どこにあるんだろ……」と住所を調べてみると、東京都・港区の新橋駅の近くでした。

「え……ふつーに電車で行ける!!?」。お店に簡単に行けてしまうことに驚いてしまう、このポテトサラダさんです。

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このポテトサラダさんは東京在住。お話を聞いたところ、ご実家の九州から上京して10年目だそう。であれば、都内のお店に行けてしまうこと自体は、いわば“当たり前”の状況のはずですよね。

しかしながら、メディアで紹介されているお店や、渋谷、原宿、新宿、青山など東京の街にすぐアクセスできてしまうという感覚に、未だになかなか慣れない様子がとても面白く、ついクスリと笑ってしまいます。地方からきて東京に住みはじめた皆さんであれば、きっとあるあるな感覚ではないでしょうか。

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なお、東京生まれのご友人にこの話をされたところ、「わからないなー その感覚は」と一言。共感は得られなかったようでした……。

このポテトサラダさんに、「上京されたばかりの頃と、現在とで『東京』の見え方は変わりましたか?」と質問してみたところ、下記のように回答をいただきました。

「上京したての頃、東京の有名な地名の表記を見るだけでテンションが上がっていました。今ではかなり慣れてきましたが、ふとした瞬間に東京への憧れを思い出します。その度に今東京に住んでいて、生活を営んでいる、という事実に心から嬉しくなります」。

筆者も地方出身なのでとてもよく分かります。東京タワーを見ると未だにすごくテンションがあがりますね……。きっとこの気持ちは、ずっと消えないものなのだと思わされます。「ホンマそれww」「すっごくわかる」「滅茶苦茶わかります」と同じように共感した地方出身の読者の声が続々と寄せられていました。