女優の上白石萌音と俳優の佐藤健が、来年1月スタートのTBS系連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(毎週火曜22:00~)で初共演することが12日、明らかになった。ゴールデンプライム(GP)帯連続ドラマ初主演の上白石がナース役に初挑戦し、佐藤は超ドSなドクターを演じる。

  • 上白石萌音と佐藤健 (C)TBS

原作は、小学館『プチコミック』で掲載されていた円城寺マキ氏による同名漫画で、女性を中心に圧倒的な支持を得ている大人気の胸キュンラブコメディ。

ある日、偶然起きた出来事で運命の男性となる医師と出会った主人公・佐倉七瀬(さくら・ななせ)。それから5年、彼を追い看護師となった七瀬は、憧れのドクター・天堂浬(てんどう・かいり)とついに再会するが、天堂は七瀬が思い描いていた人物とはまるで別人だった。超ドSな天堂に憤慨しつつも、仕事に恋にまっすぐな七瀬は、その根性で次々に起こる困難に食らいついていく。

新米ナース・佐倉七瀬を演じる上白石は、今作が初のナース役。生と死がすぐそばにある医療の現場で一生懸命に働きながら、ときに喜び、ときに苦しみ、そして仕事だけでなく恋愛に対しても純粋で常にまっすぐという勇敢なキャラクターを元気いっぱいに演じる。七瀬が一目ぼれをした超ドSなドクター・天堂浬を演じるのは佐藤健。天堂は、容姿も仕事の腕もピカイチで周りの誰からも一目置かれるエリート医師で、ストイックであるがゆえ周囲から“超ドS”と見られ、「魔王」と恐れられている存在だ。

上白石は「健さんの超ドSなキャラは、視聴者のみなさんが楽しみにしていると思います。ぜひ私の役にご自身を重ねてください!」と呼びかけ、「健さんは、お会いする前は柔らかい印象がとても強くて、でも演じる役によって全然違うと思っていたんですが、実際にお会いしたらマイナスイオンのような・・・自然に漂って溶け込むような方だと思いました。そんな健さんが、どんなドSになるのか楽しみです(笑)」と佐藤の印象を告白。

一方の佐藤は「上白石さん演じる七瀬は、きっと誰からも愛されるキャラクターになると思います。だから逆に僕が嫌われないように(笑)。ぜひ二人セットで応援してもらえるように頑張りたいです」と意気込み、「上白石さんは、お会いする前からとても声が素敵な方だなという印象でした。例えばセリフに多少乱暴なセリフがあったとしても、上白石さんが演じたら嫌に聞こえない、愛されるキャラクターになるだろうなって。そういった部分が今回のドラマでも出てくるといいなと思います」と語っている。

上白石、佐藤、原作者の円城寺マキ氏、宮崎真佐子プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

■上白石萌音
ラブコメディではありますが、人の心の動きがリアルで丁寧に描かれているなと台本を読んで思いました。
私が演じる七瀬は、恋だけじゃなくて、人として、ナースとして成長したいという思いが徐々に芽生えてくるので、男性としての憧れと、医療の現場で働く人としての憧れという2つの想いを持って天堂先生を追いかけているんだと感じたので、七瀬と共に自分自身も成長したいと思っています。
健さんの超ドSなキャラは、視聴者のみなさんが楽しみにしていると思います。ぜひ私の役にご自身を重ねてください!(笑) こんな先生が病院にいたらいいなあと思いながら見ていただきたいです。
健さんは、お会いする前は柔らかい印象がとても強くて、でも演じる役によって全然違うと思っていたんですが、実際にお会いしたらマイナスイオンのような・・・自然に漂って溶け込むような方だと思いました。そんな健さんが、どんなドSになるのか楽しみです(笑)。
七瀬はすごく勢いのある役なので、視聴者の方を置き去りにして突っ走ることがないように(笑)、でもまっすぐ前を見据えて頑張りたいです。ぜひご覧ください!

■佐藤健
役柄の説明を受けた時に、ドSの“S”はストイックの“S”だという話をされていて。天堂は、いわゆるサディスティックというだけではなくて、日々命と向き合わなくてはならない医療の現場に身を置いており、どうしてもストイックにならざるを得ない・・・その結果、自分にも人にも厳しくしすぎてしまうところがある人物なのかなと捉えています。
上白石さん演じる七瀬は、きっと誰からも愛されるキャラクターになると思います。だから逆に僕が嫌われないように(笑)。ぜひ二人セットで応援してもらえるように頑張りたいです。
上白石さんは、お会いする前からとても声が素敵な方だなという印象でした。例えばセリフに多少乱暴なセリフがあったとしても、上白石さんが演じたら嫌に聞こえない、愛されるキャラクターになるだろうなって。そういった部分が今回のドラマでも出てくるといいなと思います。
視聴者の皆さんがこの二人を応援したいと思っていただけるように精一杯演じますので、どうぞよろしくお願いします。

■原作者・円城寺マキ
この度、拙作がドラマ化の運びになったとのこと、おめでとうございます私(笑)。一視聴者として今から楽しみにしております。主人公の「勇者」七瀬はいい意味での「お馬鹿」女子として描いたつもりでした。思い込みで突っ走り、頭でっかちになる前に体が動くタイプですが、若さの特権でもあります。
一方の「魔王」天堂は、それなりの年齢と一つの挫折のためにそんな特権を失ってしまった人で、七瀬の対極にいるのですが、原作では七瀬に感化され? ラストに向かうにつれ徐々に「お馬鹿」になっていきます。・・・のですが、ドラマでは果たしてどうなるでしょうか? ともあれ、愛すべき二人に描いていただけますことを願って。初回放映開始日はTVの前に正座して22時を待ちますね。

■宮崎真佐子プロデューサー
この物語は、ある女の子の一目ぼれから始まる一途な恋の物語です。主人公・七瀬は何度フラれても無謀すぎる恋に突き進んでいきますが、その姿はまさに「勇者」。見ていて元気が湧いてくるようなパワフルなラブストーリーを作りたい。そんな思いでこのドラマを作っていきます。そんな七瀬を演じていただくのは、大きな瞳と透き通るような声が印象的な上白石萌音さん。一途でまっすぐな七瀬を萌音さんがフレッシュに演じてくれます。さらに、そんな七瀬が恋をするドSドクター・天堂を演じていただくのは、佐藤健さん。佐藤さん演じる天堂の“ツンデレ”っぷりは、きっと世の女性方を魅了していくこと間違いなしです!
この二人の関係性が、じわじわと近づいていく様子をぜひテレビの前でドキドキしながら楽しんでいただきたいです。そして、ドラマの舞台は病院。“生と死”がすぐ側にある医療の現場で生きている登場人物たちの、「今ここにある命」にひたむきに向き合う姿を通して、明日を生きていく元気も届けられたらと思っています。
2020年の幕開けにふさわしい、明るく元気が出る“恋の物語”を、スタッフ・キャスト一同、精一杯頑張って作っていきますので、ぜひご覧ください!

  • (C)円城寺マキ/小学館