女優でタレントの岡田結実、ラグビー選手の畠山健介が28日、東京・日比谷の東京ミッドタウン日比谷で行われた厚生労働省主催「受動喫煙対策に関する啓発イベント」に出席した。

「受動喫煙対策に関する啓発イベント」に出席した岡田結実(左)と畠山健介

2020年4月1日より全面施行される「健康増進法の一部を改正する法律」の周知のために厚生労働省が主催した同イベント。昨年から受動喫煙対策推進キャラクターを務める岡田結実をはじめ、ラグビーの元日本代表でもある畠山健介が登場し、改正法により飲食店を含む多くの施設が原則屋内禁煙、20歳未満は喫煙エリアへの立入禁止、屋内での喫煙には基準を満たした喫煙室の設置および「標識」の掲示が義務づけられることなどが紹介された。

両親を含めて周囲に喫煙者が少ないという岡田だが、「お店に行くと喫煙ルームとかが出来てたりして、そういうのが増えている印象です。吸う人も吸わない人も住みやすくなりましたよね」と禁煙者に優しい環境の変化を感じているという。違反者には罰則も適用される改正法については「意識することによってマナーからルールに変わるのは大きな一歩なんじゃないかなと思います。ちょっとの意識で変わっていくと思うので、少しでも良いから皆さんが住みやすい日本になったらいいと思います」と期待を寄せた。

南アフリカとイングランドが激突する決勝を残すだけとなったワールドカップラグビー。日本代表に選ばれなかった畠山だが、「忙しかったですね。代表がベスト8で敗退してだいぶ楽にはなりましたけど(笑)」と苦笑いも、日本代表の活躍でラグビーが注目されたことに「ありがたいですよ。でも大事なのはラグビーだけじゃなく、来年はオリンピックもありますから。パイを奪い合うのではなく連鎖してみんなで盛り上がっていくのがいいと思います」と他のスポーツに波及していくことも望んでいた。

祖母がスポーツ好きなことあり、日本代表の試合を見ていたという岡田。「リーチ・マイケル選手が冷静なのにお茶目だよという姿をバラエティー番組で拝見させていただき、そのギャップにキュンと来てしまったのはあります」と代表のキャプテンを務めたリーチ・マイケルがお気に入りだといい、「腕に捕まるイメージがあるじゃないですか。生命力も絶対にあると思うんです。無人島とか行ったら守ってくれそうなのでポイント高いですよ」とラグビー選手に好印象の様子だった。