レノボ・ジャパンは10月24日、壁掛けに対応し、スマートディスプレイとしても使える10.1型Androidタブレット「Lenovo Yoga Smart Tab」を国内発表した。10月25日に発売し、価格は税別31,800円。

  • Lenovo Yoga Smart Tab。2019年9月5日(現地時間)、独ベルリンで開催された家電見本市「IFA 2019」で発表された新製品だ

Lenovo Yoga Smart Tabは、360度回転する薄型スタンドを備え、シーンに応じて4つのモードを使い分けできるタブレット。スタンドを立てて自立できるほか、スタンド中央の穴にフックなどを通して壁掛けも可能。穴は閉じた状態では、カメラ部分を避けるデザインになっている。

ディスプレイは10.1型で、解像度はフルHD(1,920×1,200ドット)。Google アシスタントの搭載が特徴で、スリープ時には関連情報を表示する「背景モード」となり、ハンズフリーで音楽・動画再生、天気やスケジュールの確認、スマート家電のコントロールなどが行える。

マイクは本体に3基搭載。サウンド面では、ドルビーアトモス対応の2W×2のJBL Hi-Fiスピーカーを備える。プロセッサはオクタコアのQualcomm Snapdragon 439を内蔵。メモリは4GBもしくは3GB、ストレージは64GBもしくはもしくは32GBを用意する。初期OSはAndroid 9.0。

  • 回転ヒンジで4つのモードで使える。ヒンジは丸みを帯び、手で持ちやすい形状

インターフェースはUSB 2.0 Type-C、microSDカードスロット、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど。通信はIEEE802.11a / b / g / n / ac(5GHz / 2.4GHz)、Bluetooth 4.2に対応する。本体サイズは242×166×5.5~24mm、重さは約580g。バッテリー駆動時間:最大約11時間。

  • スタンド中央の穴は、閉じた状態ではカメラと干渉しないつくりになっている。本体はIP52相当の防塵・防滴にも対応。充電インタフェースがUSB Type-Cなのもうれしいポイント