アイドルグループのV6が出演するTBS系バラエティ特番『V6の愛なんだ2019』(9月23日放送)が、ギャラクシー賞のテレビ部門9月度月間賞を受賞した。

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『V6の愛なんだ2019』を放送したTBS

同賞では、「学生たちと一緒にはしゃぎ、笑い、驚き、悩みや夢に寄り添うV6。なかでもアトラクション部の生徒たちにアクションの指導をした岡田准一の真剣さとそれに懸命に応える部員たちのひたむきさに胸を打たれた。V6と接し、その思いを肯定されることで学生たちの顔つきが見る見るうちに変わっていくのが印象的だった」と講評している。

また、桜井ユキ主演のドラマ『だから私は推しました』(NHK総合、7月27日~9月14日放送)と、木村文乃主演のドラマ『サギデカ』(同、8月31日~9月28日放送)も授賞。

『だから私は推しました』は「地下アイドルとドルオタの関係性を門外漢の視聴者にも伝わるように描きつつ各キャラクターを魅力的に見せ、そのうえで叙述トリックを使ったダイナミックな物語構成をやってのけた森下桂子の脚本がとにかく見事」、『サギデカ』は「主人公の共感能力の強すぎるキャラクターは、刑事としては弱点かもしれないが、人間をひとくくりにせず、一人ひとりに『顔がある』ということに立ち返らせてくれた」と評価されている。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。9月度はほかにも、『NNNドキュメント’19「大胡田家の風景~全盲の夫婦が見つけた家族のかたち~」』(読売テレビ、9月15日放送)が受賞している。