女優の小池栄子が、7月4日スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』(毎週木曜23:59~)で主演を務めることが5日、明らかになった。

(左から)岡本玲、小池栄子、りょう=読売テレビ提供

このドラマは、同じ男性を愛した3人のシングルマザーが愛と欲望のために戦いながら、「愛した夫」が残した謎とウソに巻き込まれていくというストーリー。小池は、12歳の娘を育てるキャリアウーマン・森下晴美、りょうが15歳の息子を育てながらパーソナルトレーナーとして働く小椋加奈子、岡本玲が双子を育てる優しい“モテ系女子”の保育士・藤宮茜を演じる。

事実婚でありながら、夫と幸せに暮らしていたはずの晴美は、夫が殺されたという連絡を受け、搬送された病院へ。だが、そこには自分こそが妻だと名乗る加奈子と茜がおり、亡き夫の遺言で3人は“シングルマザー専用シェアハウス”に住むことになる上、「愛する“たった一人の妻”に3億円を渡します」という遺言で、資産を争うことになる。

小池は「他にも彼女がいたという話は時々耳にします。『私が2番目だった!』と泣き叫んでいた友達もいました」というエピソードを披露。りょうについては、初めての連ドラ『ナオミ』(99年、フジ)で先生(=りょう)と生徒(=小池)の関係だったそうで、「久しぶりの共演になりますので、とても緊張します。『小池、頑張ってきたな、たのもしくなった』と言われるように頑張りたいです」と意気込み、岡本については「いつか共演したいなと思っていたところです。共演できてとてもうれしいです」と喜びを語った。

また、「『白い巨塔』で、主人公・財前の妻が、愛人のところへ行って、わざと自分の不在時間を伝え、愛人に死を目前に控えた財前に合わせるというシーン。あの行動は男性にはできないんじゃないかと思います。なんというか、そういった女性の粋なところ、胸にグッとくるシーンを、このドラマでも所々でみなさんに披露しますので、期待してほしいです」と呼びかけている。

りょうは「子供が被害にあうニュースを見ると、すぐに共有したりもします。ママ同士で、いろんな悩みを共有、共感しあいますが、その経験がドラマの中でも生かせればとも思います」、岡本は「きっと壮絶で楽しいお芝居合戦になると思います。週の半ばの木曜日、寝静まった夜にぜひこっそりじっくり、私たちのシェアハウスを覗きにきてください」と見どころを述べた。

中間利彦プロデューサーは「芝居巧者の3人だからできる“遠慮のない芝居合戦”、そして、そこから生まれる“新たな化学反応”をぜひとも楽しんでいただきたいと思います」とアピールしている。