乃木坂46の次世代エースとして注目を受けている山下美月。現在放送中の、BSテレ東の土曜ドラマ9『神酒クリニックで乾杯を』(毎週土曜21:00〜)で、ヒロインである看護師・一ノ瀬真美を演じている。三浦貴大と安藤政信がW主演を務める同作は、現役医師である知念実希人による人気シリーズ小説を実写化し、「どんな要望でも、患者の依頼を叶えること」を信念に、秘密で治療を受けたいVIPを相手にする「神酒クリニック」のメンバーが無理難題に挑んでいく。

4月からは、テレビ東京の木ドラ25で『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』(毎週木曜25:00〜)の主演も決まっている山下。民放連続ドラマ初ヒロインとして、そして今や押しも押されぬ人気となった乃木坂46のメンバーとして、現在の心境について話を聞いた。

  • 山下美月

    山下美月 撮影:泉山美代子

■記憶に残るような作品が多い印象

――『神酒クリニックで乾杯を』ヒロインに決定したという話を聞いた時はどう思いましたか?

驚きましたし、他の経験豊かでベテランの俳優さん方とご一緒させていただけるというのがすごく嬉しかったです。

――乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の時と、どちらが驚きましたか?

『セーラームーン』の時は「あのうさぎちゃんになれるんだ」という驚きがありましたし、どちらも違う驚きでした(笑)。今回は撮影中もアドリブが飛び交っていて、個性豊かで面白いチームになっているので、どんな作品ができあがるのかな、という楽しみがありました。

――クリニックのメンバーとは一緒のシーンも多いと思いますが、周囲の先輩方からはどんな刺激を受けていますか?

ゆかりさん役の松本まりかさんは憧れの女優さんで、普段からすごく優しくて、気さくに話しかけてくださったり、困ってることがあるとお芝居の上でも教えてくださったりして……。役作りが本当にすごくて、私もこんなお芝居をしてみたいな、という気持ちが強くなりました。松本さんが出演されているドラマがすごく好きで、家族みんなでファンだったので、母も「共演できるの!?」とびっくりしていました。

――セクシーさには刺激を受けてるんですか?

本当に、女性から見ても綺麗なセクシーさなんです。美しくて、見ていて恥ずかしくならないような色気の出し方をされるので、お芝居をやっていく上でも、普段の女性として生きていく上でも参考になります。

――今回はヒロインですが、自分と似ているところや全然違うところなどはありますか?

真美ちゃんはクリニックの中で唯一の看護師で、他の皆さんに暗い部分があっても、常に明るくてニコニコしています。ドジでちょっと抜けてるところもあるけど、そんなところも、他の先生から愛されるようなキャラクターになっているんじゃないかなと思います。でもあまり、普段の自分とも変わらないんですよね。自分でもびっくりするようなドジをするようなことがあるので、素のまま演じることができています。

――最近の、自分でもびっくりしたドジは。

最近だと……いつもリュックと手提げのバッグを持ち歩いているんですけど、リュックがパンパンだったので、手提げのバックにお弁当入れていたら、忘れてて……。帰ってきて見てみたら、お弁当がぐっちゃぐちゃになっていたので、「まじか〜……」と思いました。悲しいドジです。

――最近は、テレビ東京さんと乃木坂46さんのタッグが多いのかな、という印象があります。

私自身も一人の視聴者として、地上波の深夜のドラマで、他の先輩方や同期の与田祐希が出演しているのを見ていました。結構変わったお話が多いですよね。定番というより、一癖二癖くらいあるような……でもクスッと笑えて、印象に残るようなドラマが多いなと思っていました。だから、神酒クリニックも、記憶に残るような作品になってるんじゃないかなと思いますし、出演させていただけて嬉しいですね。

――今回、こういうところが一癖あったな、というのはどのようなところですか?

急に、AIに向かって口が悪くなるシーンがあって、しかも結構大人数の前で叫んだので、緊張しました。そのあと何事もなかったかのようにニコって微笑むシーンで、真美ちゃん、怖いなと思いました(笑)。

■乃木坂46は、守り続けることが大切

――このドラマは1月クールですが、山下さんは2019年をどのような1年にしたいですか?

去年卒業されていった先輩が多くて、4期生も入ってきましたし、グループは変わりつつあります。私たちは”次世代”という呼び方をされたりもするんですけど、乃木坂は期とか関係なくそれぞれが尊敬しあって、紡いでいくようなグループだと思うから、今まで、先輩方が作り上げてくださったものを丁寧に丁寧にこれからも続けていきたいです。変わることは、良いことだとは思うんですけど、乃木坂は、初期に大切にしてきたことを守り続けるのが大切だと思うので。私たちも先輩を見習って、グループを大切に、変えないように活動していきたいと思います。

――そういうことって、メンバーのみなさんでお話されたりはするんでしょうか。

個人個人で思うことはあるけど、改めてはあまり話さないですね。個人のお仕事が、グループに良い影響をもたらすことが多いので、それぞれの分野で頑張って、グループに持ち帰ってくるのが、乃木坂のいいところだと思います。

――女優としては、どのような1年にしていきたいですか?

昨年もお芝居に携わることがすごく多くて、今年も連ドラからスタートすごくいい1年の始まりができました。たくさんお芝居のお勉強ができたらいいなと思っています。

■山下美月
1999年7月26日生まれ、東京都出身。2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格し、活動をスタートする。2018年、乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』で主役・月野うさぎ役に抜擢される。舞台『ザンビ』、映画『日日是好日』などに出演し、2019年は出演ドラマ『ザンビ』が放送中。4月クールからはテレビ東京系木ドラ25『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』の主演が決まっている。