エッセイストの能町みね子が、9日に東京・フジテレビ湾岸スタジオで開催されたトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.16』の夜公演で、JR山手線の新駅名「高輪ゲートウェイ」の撤回署名運動に著名人が続々と参加した経緯を明かした。

  • (左から)能町みね子、久保ミツロウ、ヒャダイン

能町、漫画家の久保ミツロウ、音楽プロデューサーのヒャダインによる同イベント。能町は、署名サイトで「“高輪ゲートウェイ”という駅名を撤回してください」と呼びかけ、賛同者は47,941人に達した。

だが、「勢いで始めちゃったもんだから、やっぱり私1人じゃ丸腰すぎると思って、味方がほしかったんです」という能町は、「デヴィ夫人がブログで反対を書いてたのを知ってたので、勇気を出してホームページのお問い合わせ先から『お名前を使っていいですか?』とメールしたんです」と協力を取り付ける行動に。すると、「即返事が来て『どうぞお使いください』…すごいですよね」と、快諾されたそうだ。

また、カンニング竹山もこの運動に協力を表明。こちらの経緯は「竹山さんはワイドショーで反対と言ってたのを聞いてたんですけど、どうかな…と思ってたら、竹山さんのほうから連絡してくれたんです。『どうぞ名前を使ってください。やれることがあったらやりますから』って」と申し出てきたそうで、能町は「面識ないんですよ!? で、今日あいさつしました(笑)」と、まさかのアクションの驚きを語った。

今後の展開については、「あとは学者を集めたいと思います。教授とかそういう方々を」と戦力を補強していく考えで、ヒャダインは「一矢報いれればいいですよね」、久保は「普通なら諦めるしかないのかってなっちゃう」と、能町の行動力に感心していた。

同日のライブには、シンガーソングライターの槇原敬之がゲストに登場し、名曲の制作秘話や、誰も手がけていないテーマの歌をその場で作詞作曲する“すき間ソング”のコーナーを展開した。

この模様は、フジテレビできょう23日(深夜3:00~4:00)に放送。次回のライブは、3月3日に同局湾岸スタジオで、昼・夜2公演で行われる。