歌手の三浦大知が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第69回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。

  • 三浦大知
  • 昨年に続いて紅白歌合戦に出場する三浦大知 撮影:宮川朋久

昨年に続いての出場となり、「ありがたいことで。うれしいです」と笑顔を見せる三浦。今年は「Be Myself~紅白スペシャル」を披露することに触れ、「スーパーダンサーが集まってくれました」「僕の振り付けの中でもかなりハードで難しい。なかなか大人数で揃えるのは難しいんですけど、今回はスーパーダンサーに協力してもらって、大人数でもバシッと揃った、三浦大知チームならではのダンスパフォーマンスを見せたい」と意気込む。

また、2002年以来の出場を果たすDA PUMPについては、「子供の頃、初めてダンスを習いに行ったダンススクールでISSA兄ちゃんとは出会いました。当時からの憧れです。ISSA兄ちゃんと一緒に出られるのがすごくうれしいです」とISSAとの共演もうれしい様子。ISSAとはLINEで連絡し、お互い祝福メッセージを送りあったという。

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2018年は、「いろいろなことに挑戦できた一年」。「そこで得たことを紅白のステージで出せたら」と気を引き締め、「平成という時代の最後。自分にとっては2回目ですが、初出場も2回目も変わらないと思うので変わらず、平成最後の紅白歌合戦で『三浦大知を選んでよかった』と思ってもらえるベストなパフォーマンスをしっかり見せたい」と気合いをみなぎらせる。

また、昨年の「無音ダンス」について、記者から「なんかすげえなと」という感想が寄せられると、「それ、ばっちりだと思います」と喜ぶ三浦。「『よくわからないけどすごい』というのは僕が1つ目標としているところではあって。理屈じゃないすごさというか。『ダンスや歌とか分からないけど、なんかおもしろいな』とか『なんかすごい』とか、それだけが伝わったらいいなといつも思っているので、伝わっていてすごくうれしいです」と笑顔を見せていた。

今年のテーマは「夢を歌おう」。2016年の第67回から2019年の第70回までの4年間、同じテーマで、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて“歌の力”で夢を応援していく。総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良と同局の桑子真帆アナウンサーが2年連続で務め、紅組司会は広瀬すず、白組司会は嵐の櫻井翔。昨年は白組が勝利し、通算成績は紅組31勝、白組37勝となっている。