左から大張正己氏、YUSUKE SATOさん、川口名人

東京・台場のガンダムベース東京にて9日、バンダイスピリッツが展開するプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決める公式コンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ2018 世界大会」の表彰式が開催され、15歳以上の一般部門であるオープンコースで、日本代表のYUSUKE SATOさんの作品「ガンダムエクシアリペアII -胎動-」が世界一に輝いた。

2011年にスタートした「ガンプラビルダーズワールドカップ(以下、ガンプラW杯)」は、バンダイスピリッツが展開する「ガンプラ」の純正キットを用いて行われる、造形や彩色の技術などを競うコンテスト。決勝戦では、世界16の国と地域から、予選を勝ち抜いた猛者たちがガンプラ世界一の座を争う。今回の審査は、"川口名人"ことバンダイスピリッツホビー事業部の川口克己氏、安永亮彦氏、ホビージャパン編集長・木村学氏、モデルグラフィックスの関口巌氏、さらにアニメーション監督の大張正己氏が特別審査員として参加した。工作、塗装、アイデアの各項目400点満点で、合計1200点の点数制で審査される。

「ガンダムエクシアリペアII -胎動-」は、「PG 1/60 GN-001ガンダムエクシア」をベースにした作品。審査員からは、「通常のボックスタイプジオラマは、一方向から見られることを想定するが、この作品は側面の窓からも楽しむことができる。さらに、その構図が素晴らしい。外側の造形も素晴らしく、加えて内部も見どころが多い作品になっている。工作、塗装についてはほぼ満点。アイデアもすばらしかった」と絶賛された。

(C)創通・サンライズ