日本水産は9月26日、「遅帰りごはん」に関する調査結果を発表した。調査は8月31日~9月1日、事前調査で「遅帰りごはん」が月1回以上あると回答した20~40代の有識女性500名(年代別、未既婚別で均等割付)を対象に、インターネットで行われた。

同調査では、平日「いつもより遅い時間だな」と感じる時間帯にとる夕食のことを「遅帰りごはん」と定義。「遅帰りごはん」になると思う帰宅時間帯を問う設問では、半数が「21時以降」(50%)の時間を挙げた。

  • 「遅帰りごはん」になりやすいのは?

    「遅帰りごはん」になりやすいのは?

「遅帰りごはん」が起きやすいシチュエーションについて聞いたところ、「残業時」が圧倒的に多く65%という結果に。次いで「仕事後に遊びに行った時」(29%)、「仕事後に習い事に行った時」(13%)と続いた。

遅帰りごはんが続いた時の様子については、「疲れ切ってしまい、夕食後の片づけができないことがあった」(67%)、「翌日の仕事のやる気がなくなってしまったことがあった」(60%)という人が多かった。

  • 平日21時からの夕食に対する印象

    平日21時からの夕食に対する印象

平日21時からの夕食に対する印象を尋ねると、「食事後片付けるのが面倒」(93%)、「太りそう」(91%)、「体への罪悪感がある」(85%)と回答した人の割合が高く、多くの女性が、21時からの夕食に何らかの課題を感じていることがわかった。

  • 「遅帰りごはん」の時のメニュー

    「遅帰りごはん」の時のメニュー

次に、「遅帰りごはん」の時のメニューを教えてもらった。その結果、「スーパーのお弁当・お惣菜」(39%)や「自分で作り置きしたもの」(34%)、「コンビニのお弁当・お惣菜」(33%)が上位に。また、「帰宅してから手作り」するという人も30%見られ、自炊している人もいる一方で、スーパーやコンビニなどで購入できて簡単に食べられる出来合いの食品に頼っている人も多いことが明らかに。

「遅帰りごはん」のメニューに関しては、「太りそう」(89%)、「野菜が不足していそう」(81%)など、脂質の多さや栄養バランスの悪さなどを心配する女性が多く、「遅帰りごはん」のメニューに求める条件として、「調理が簡単なこと」(64%)、「栄養バランスがよいこと」(50%)、「野菜がとれること」(47%)が上位に並んだ。