現在公開中で大ヒットを記録している映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の大ヒット御礼舞台あいさつが9日、都内で行われ、山下智久、新垣結衣、比嘉愛未、浅利陽介、かたせ梨乃、山谷花純、西浦正記監督が登場した。

  • 左から西浦正記監督、かたせ梨乃、比嘉愛未、新垣結衣、山下智久、戸田恵梨香、浅利陽介、山谷花純

7月23日の公開初日から8月8日までの13日間で、331.7万人の観客動員数と42.3億円という興行収入を叩き出すなど、ロケットスタートを切った本作。周囲の反応として主演の山下は「もちろん『コード・ブルー』ファンの方々が劇場に見に来てくださっているというお話を聞いていますが、ドラマを見たことがない方も劇場に足を運んでいただいているというお話を聞いて非常にうれしく思っています」と来場者に感謝し、「実際に僕の友だちや知り合いからもお褒めの言葉をたくさんいただいているので、誠心誠意全力でここまで走ってきて本当に良かったなと思います」と充実した表情を見せた。

周囲の反応として新垣も「私も友だちやお仕事でお世話になった方々が見てくださって、1stシーズンのダイジェストの回想を観ただけでぐっと来るという声を沢山聞けました」と好反応のようで「ずっと見守ってきて下さったという実感が湧いてきて、『ありがとうございます』という気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉。また、インスタグラムをやっているという比嘉は「すごい勢いでフォロワー数が増えていて、『コード・ブルー』ってすごいんだな~、私芸能人なんだな~っと実感がやっと湧いてきました。去年のドラマから徐々にフォロワー数が上がってきて、映画が公開されたらいきなりガンと上がりましたね」と本作の効果を口にした。

舞台あいさつの途中からは、同シリーズ初登場となったかたせ梨乃と山谷花純も登壇。髪の毛を剃って撮影に臨んだ山谷について新垣が「撮影の合間は楽しく笑って会話をするんですが、ずっと未知(山谷が演じたキャラクター)の空気をまとっていて、作品に対する意気込みをすごく感じました。過酷な寒い現場で重いシーンもありましたが、側で見ていてすごく格好良いな~と思いながら見てましたよ」と絶賛した。新垣のお褒め言葉に照れ笑いを浮かべた山谷は「撮影中、新垣さんに『何でそんなにキレイなんですか?』と質問したこともありました」とロケ中のエピソードを。すると新垣が「まず外に出ない、ということと、ビタミン剤を飲んでいるよと、リアルなアドバイスをしました(笑)」と明かして会場の笑いを誘っていた。

2008年7月期にフジテレビ系で放送されて以来、大ヒットをし続けているドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』の劇場版となる本作。ドクターヘリをテーマに医療の現場で活躍する藍沢(山下)ら若者たち(新垣、戸田、比嘉、浅利)の姿を描く。