映画『恋は雨上がりのように』(5月25日公開)の公開初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香、永井聡監督が登場した。

  • 大泉洋

    大泉洋

同作は眉月じゅんによる人気同名コミックを実写化。「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」など各賞にランクインしている。陸上の夢を怪我で断たれた女子高生のあきら(小松)が、冴えないファミレスの店長・近藤(大泉)の優しさに触れ、28歳差の片思いをする。

小松が印象的だったシーンとして、大泉と、TEAM NACSのメンバーである戸次重幸が共演したシーンを挙げる。小松は「親友との和やかな空気で、店長の顔、明るさが違っていて、すごく素敵だなと思いました」と語った。

大泉は「若い人たちに囲まれておりましたので、若干緊張していたんですけど、悔しいかな、メンバーの彼が来るとちょっとホッとしたところがありまして」と撮影を振り返る。「最近はどう? どこ痛い? という話で盛り上がって。肝臓の数値が、とか」と苦笑しつつ「悔しいけど、あいつがいるときにはホッとしていたところがありました」と戸次に信頼を置いている様子。「本当に設定通りですからね。大学時代からの友達という。悔しいけど、助かりましたね」と明かした。

永井監督は「若い世代の勢いがある俳優さんたちの中にキャリアがある大泉さん。現場でも大泉さんがいい意味で浮いてる。入りづらいような、でも入ろうとしているような」と撮影の様子を説明。永井監督が「それってまさにこの映画そのもので、関係が良かったですね」と讃えると、大泉は「私はそうは思ってないんですけどね?」と不満を見せつつも、「たまに若い子たちで盛り上がって『これはもう入れないな』って時はあったんですよ」と結局肯定する。大泉は「あとはもう、戸次が来るのを待つばかり。早く来ねーかなって」と、戸次を心待ちにしていたことを語った。