俳優の山田孝之と菅田将暉が、7月スタートのテレビ朝日系新ドラマ『dele』(毎週金曜 23:15~ ※一部地域を除く)で、ダブル主演を務めることが明らかになった。

  • 菅田将暉、山田孝之

    左から菅田将暉、山田孝之 -テレビ朝日提供

今作は「削除」を意味する校正用語「dele」をタイトルに掲げ、パソコンやスマホに残された「デジタル遺品」をテーマに、1話完結型形式で展開される。「自分が突然死んでしまったとき、誰にも見られたくないデータは一体どう処理したらいいのか」という、大きな懸念材料ともいえる題材だ。

本作の主人公・坂上圭司(山田)と真柴祐太郎(菅田)が生業とするのは、依頼人の依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録をすべて内密に抹消する仕事。しかし、2人は任務を遂行しようとするたび、様々な問題に巻き込まれ、依頼人の人生とそこに隠された真相をひも解かねばならぬ状況へと追い込まれていく。

4月15日には、山田と菅田の共同のTwitter、Instagramアカウントが開設され、話題になっていた。「菅田山田、なんかやるみたいよ」と初ツイートで書き込まれたが、この「なんか」とは、今作での共演であることも明らかになった。

山田は、菅田との共演に関して「過去3回共演しましたが、いつかガッツリ共演してみたいと思っていたので、今回の設定はとてもうれしく思いました。まさか連続ドラマで実現するとは予想外でしたが」という。また撮影を振り返り、「日々、“残るもの”を作ってきている、という感覚があります。文字にしちゃうと何だかなぁ…という感じですけど、この作品に携わる全員の“熱意”がちゃんと伝わると思います」と自身をのぞかせた。

一方の菅田は「今回は衣装など、ビジュアルにもこだわりました。特殊にしたいわけではないですけど、何か記憶に残るものにしたくて…。髪型など、祐太郎の長所である“自由な感じ”を意識しています」とこだわりを明かした。そして山田については「山田さんから受ける刺激も大きいです。山田さんはお芝居の最中はもちろん、意外と撮影合間に話す内容にヒントがたくさんある方。リハーサルをやってみて『ここはどうしようかな』と考えているとき、山田さんと話をすると、腑に落ちることがよくあります」と話した。

山田兼司プロデューサーは「キャスト&スタッフ全員が強い“熱”と“こだわり”を持って臨んでいます。7月の金曜ナイトドラマで起こる“事件”を、皆様に目撃していただきたいと思います」とPRした。

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