フリーキャスターの辛坊治郎がこのほど、都内のスタジオで行われた読売テレビ・日本テレビ系特番『生死を分けた その瞬間 体感!奇跡のリアルタイム』(22日21:00~22:54)の収録後に取材に応じ、同番組で前回放送した自身の海難事故映像への反響を明かした。

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    名倉潤(左)と辛坊治郎=読売テレビ提供

一歩間違えれば一大事だった現実に起きた事件、事故を再現VTRで紹介し、運命を分けたターニングポイントから奇跡が起きるまでの時間を秒単位のリアルタイムで体感できる同番組。第5弾となる今回は、東名阪自動車道の観光バス暴走事故、川での親子水難事故、前代未聞クラスのハプニングと言われるブリティッシュ・エアウェイズ飛行機事故という3つの衝撃的な事故を紹介する。

前回の放送では、辛坊のヨット遭難事故の実際の映像を公開したが、放送後には大きな反響があったそうで、辛坊は「家族からはいろいろ言われましたけど、『あっ、こういう状況だったんだ』って方が結構多かったですね」と報告。また、「冗談抜きの話で言うと、あの映像をもう一度流すことに関して、社内でも相当議論があったみたいです。リスクもあったみたいで、そういう意味では社会的批判も覚悟して放送しました」と裏話を明かした。

辛坊としては、「あの時、勇気を持って助けてくれた(海上自衛隊のレスキュー隊の)皆さんの話は紹介したいという思いがあって…。レスキューの皆さんの活躍をお見せしたかった。その前段として私の遭難がないと…」といい、「後半だけという訳にもいかずに放送したんですが、やはり視聴者の皆さんはレスキューの皆さんの活躍に感動されたせいか、私の不祥事に関してはそんなに…。むしろ、『生きて帰ってこられて良かったね』って手紙をたくさんいただきました」と振り返った。

この特番が5回目を迎えることについて、ともにMCを務めるネプチューンの名倉潤は「一緒に体感できるってことですね。自分がそこにいたらどうなんだろうって考えながら見られる。危機の時にはどうしようって家族とも話し合える番組なので、そこが魅力だと思います」と分析。

辛坊は「毎週放送できれば良いんですけどね。なかなか毎週やるほどネタ(入念な取材して制作する再現VTR)が集まらない。1年に1回だからこそできる濃縮度でお伝えできるかなと思います」と魅力をアピールしつつ、「大きな声じゃ言えませんが、日本テレビ、読売テレビは比較的絶好調で、すき間がなくて入る枠がない(笑)。その代わり1年分を濃縮してお届けできています」と語った。

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