俳優の濱田龍臣が15日、テレビ東京系新木ドラ25枠『モブサイコ100』(2018年1月18日スタート 毎週木曜25:00~25:30)の記者会見に、波岡一喜、与田祐希(乃木坂46)、大塚明夫、坂本浩一監督とともに登場した。

  • 坂本浩一監督、与田祐希、濱田龍臣、波岡一喜、大塚明夫

    左から坂本浩一監督、与田祐希、濱田龍臣、波岡一喜、大塚明夫

同作は、ONEによる人気コミックを実写化。おかっぱ頭の内気で目立たない中学2年生、影山茂夫(濱田)、通称モブは勉強もスポーツも人付き合いも苦手だが、特殊な能力が備わっていた。モブは自称霊能力者・霊幻新隆の元での除霊バイトや高校の肉体改造部で、超能力バトルに巻き込まれながら成長していく。

おかっぱ頭で現れた濱田は、髪型について「すごく特徴的だし、中学2年生なんだという衝撃はあったんですけど、いざ見てみると、どうにかなるかもしれないなと思った」と撮影を振り返る。しかし「改めてできた作品や映像を見ると、やっぱり変な髪型だなと思いましたね」と苦笑。「やってる時は大丈夫なんですよ。いざ見てみるとニヤッとしちゃう感じです」と語った。

モブの師匠・霊幻新隆役の波岡は、演じる役について「原作とアニメですごく魅力的で、とってもかっこいいんです。僕なりの霊幻新隆をやろうという気は全くなく、原作に忠実に」とポイントを明かす。「アニメを見た方も、漫画を読んでる方も、じっくり見ていただいていいです」と自信を見せ、自身のことを「霊幻新隆マニア」と称した。

悪霊・エクボの声を務めた大塚だが、今回のCGで作られたエクボにはフェイシャルキャプチャーで実際の大塚の口元が合成されているという。しかし「撮影中、誰とも顔をあわせることなく、演者さんと誰も会わずに打ち上げを迎えました。非常に孤独だったことを覚えております」と振り返った。

会見前にプロデューサーより「テレビ東京にしてはお金がかかっている」と語られた同作に、坂本監督も「VFXやワイヤーアクションもたくさんあるし、青春の部分もある」と魅力を表す。「毎日笑顔の絶えない現場で、楽しみながらやっているのが出てると思う」とアピールした。