俳優のケイン・コスギ(43)が、来年1月1日に放送されるTBS系スポーツバラエティ特組『究極の男は誰だ!?最強アスリート 元日決戦!』(18:00~)に参戦することが20日、明らかになった。『スポーツマンNo.1決定戦』の"レジェンド"ケインが、2004年元日放送以来14年ぶりに復活。跳躍力No.1を決める巨大跳び箱「モンスターボックス」に出場する。

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ケイン・コスギ

ケインは2004年以降出場しなかった理由について「小さい頃からの夢はアクション俳優でした。海外に行って挑戦したかったし、アクションと番組の競技は全く別物で、それ用のトレーニングをしなきゃいけない。そうなると、中途半端になってしまい番組に申し訳ないと思い、今まではお断りしていました」と告白。

そして、「20代の頃の絶頂期を超えたいという意識はずっとありました。今でもパワーや瞬発力はそんなに変わっていないと思います。だからここ20年ぐらい後悔していたというか、今でも本当のベストだったら絶対に23段は跳べるはず。そんな時の依頼でしたので、久しぶりにもう一回チャレンジしてみようと思いました」と14年ぶりの出場を決めた思いを語り、「最低ラインは前の記録です。とにかく超えないと!」「自分の記録を超えたい」と意気込んでいる。

さらに、ケインと空中決戦を繰り広げる跳躍力に自信を持つスーパーアスリートたちが各界から集まり、2016年リオ五輪男子体操最多メダル獲得者デニス・アブリャジンがロシアから緊急来日。2017年トランポリン世界選手権男子団体で銅メダルを獲得した日本チームの若きエース・岸大貴が参戦する。

また、陸上界からは日本選手権の走り高跳びで3度優勝しているハイジャンパー・高張広海が出場。そして、"スポ男"を代表して、MAG!C☆PRINCEのリーダー・平野泰新が世界、記録保持者としてトップアスリートたちを迎え撃つ。平野、池谷直樹らが持つ現時点の世界記録23段(3m06cm)を超える世界新記録24段(3m16cm)は生まれるのか!?

■ケイン・コスギのコメント全文

――14年ぶりに出場を決めた理由は?

20代の頃の絶頂期を超えたいという意識はずっとありました。今でもパワーや瞬発力はそんなに変わっていないと思います。だからここ20年ぐらい後悔していたというか、今でも本当のベストだったら絶対に23段は跳べるはず。そんな時の依頼でしたので、久しぶりにもう一回チャレンジしてみようと思いました。

――当時、印象に残っていることは?

とにかく負けたくなかったので、身体というより気持ちで戦っていました。「自分はあの選手より遅い」などという気持ちは全くなく、どんな人でも勝ちたかった。今回もそういう気持ちになれたらいいなと思います。

――負けず嫌いですか?

多分世界一負けず嫌いです。じゃんけんでもどんなゲームでも全部勝ちたい。自分にも勝ちたいです。約20年前、22段を跳んでショットガンタッチも13m10cmという記録を出せたので、やっぱりそれを超えたいですね!

――2004年以降出場しなかった理由は?

小さい頃からの夢はアクション俳優でした。海外に行って挑戦したかったし、アクションと番組の競技は全く別物で、それ用のトレーニングをしなきゃいけない。そうなると、中途半端になってしまい番組に申し訳ないと思い、今まではお断りしていました。今回お話を頂いたときは、練習する時間もあったし、最近のトレーニングは「モンスターボックス」や「ショットガンタッチ」にも活かせると感じたので、残り時間集中してやればいけるかなと思います。

――現在の『スポ男』について

たまに観ています。自分が出ていた頃と変わらず勝つために皆さん必死にやっているのが、懐かしく感じます。たまたま縁があって昨年、森渉さんとご一緒する機会があり、一緒にトレーニングをしましたが、実際見て肌で感じて「やっぱりいいな、もう一回やってみたいな」という気持ちになりました。

――モンスターボックス23段を跳んだ人が新たに現れましたが?

池谷さんが23段を跳んだとき、目の前で見ていましたから、今回、自分も跳びたいなと思います。一番いい跳び方で跳べば23段は超えられるはずです。約20年たった今でも本当に全部が合っていれば跳べる高さですね。

――40代の今、昔を超えられますか?

やっぱりそれより下だと出る意味がないですよね。最低ラインは前の記録です。とにかく超えないと!

――夢や目標は?

映画では、今まで誰も見たことがないアクションをやりたいです。そのためには自分のレベルをどんどん上げないといけない。今はもちろんモンスターボックス23段を跳びたいし、ショットガンタッチも13m10cm以上です。

――世界で活躍する一流アスリートたちとの対決について

同じ土俵で戦えるのは本当に光栄です。そういう一流選手は自分がライバルというか、他の選手がどうというよりは自分に勝たないといけない。そういう選手たちを見られるのがうれしいですね。とにかく自分は、自分の記録を超えたいです。