最後にベンチマークのスコアを見てみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8 v2.7.613」、CPU/GPUベンチマーク「CINEBENCH R15」、ゲーミングPC向けベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」、ストレージ速度ベンチマーク「CrystalDiskMark 5.2.1」、バッテリベンチマーク「BBench」を実施した。

PCMark 8 v2.7.613

  • Home Accelerated 3.0 : 3464
  • Creative Accelerated 3.0 : 4299
  • Work Accelerated 2.0 : 4284

CINEBENCH R15

  • OpenGL : 38.73 fps
  • CPU : 268 cb
  • CPU(Single Core) : 72 cb

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

  • 高品質(ノートPC)、1920×1080ドット : 1236(設定変更が必要)
  • 標準品質(ノートPC)、1920×1080ドット : 1841(設定変更を推奨)

CrystalDiskMark 5.2.1

  • Q32T1 シーケンシャルリード : 1583.394 MB/s
  • Q32T1 シーケンシャルライト : 1059.391 MB/s
  • 4K Q32TI ランダムリード : 444.330 MB/s
  • 4K Q32TI ランダムライト : 235.935 MB/s
  • シーケンシャルリード : 967.684 MB/s
  • シーケンシャルライト : 852.131 MB/s
  • 4K ランダムリード : 35.879 MB/s
  • 4K ランダムライト : 139.838 MB/s

BBenchで連続動作時間を計測(画面の明るさ40%)

  • バッテリ残量5%まで(キーバックライトオン) : 10時間11分55秒
  • バッテリ残量5%まで(キーバックライトオフ) : 12時間2分2秒

上位機種であるスタンダードモデルでも、CPUにはIntel Core i5-7200Uを搭載しているので、動画の書き出しなど高負荷な処理が得意なモデルではない。また、外部グラフィックスを搭載していないので、3Dゲームなどを動作させるのも不得手だ。

しかし、PCIe NVMe M.2 SSDを搭載しているだけに、ストレージのシーケンシャルリードは1583.394 MB/sと高速だ。オフィスアプリ、ブラウザーなど一般的な用途では、高速ストレージの恩恵を受けて、Intel Core i7搭載のノートPCに引けをとらない体感速度で利用できる。