エン・ジャパンは7月19日、「テレワーク」実態調査の結果を発表した。調査期間は2017年6月1日~30日、調査対象は『エン転職』利用者で、有効回答は9,586人。

テレワーク経験者は5%

「テレワーク」という働き方を知っているか尋ねたところ、41%が「知っている」と回答。しかし、これまで働いたことのある会社にテレワーク制度が「ある」と答えた割合はわずか6%だった。

実際にテレワークで働いたことがある人は5%。働き方は、「自宅にいて、会社と連絡を取り合いながら働く」在宅勤務型が66%と最も多く、次いで「クライアント先・移動中などに、会社のスマートフォンやパソコンなどを使って働く」が47%と続いた。

テレワーク経験者に引き続きテレワークで働きたいと思うか聞くと、67%が「働きたい」と回答し、「働きたくない」は13%にとどまった。「働きたい」と答えた人からは、「自分や家族の時間が圧倒的に増えるから。毎日の家事をする時間もそこそこ取れるので、部屋が荒れたり、食事が疎かになることは少なく、健康的な生活ができる上、ストレスも少ない」(24才女性)などの声が寄せられた。

引き続きテレワークで働きたいと思いますか?

テレワークを利用した日数は、「週に1~2日」が50%で最多となり、「週に5日以上」という人も27%いた。テレワークを選んだ理由は、1位「外出が多く、仕事の効率化のため」(46%)、2位「業務に集中することが出来て生産性が上がるため」(29%)、「通勤時間を短くしてプライベートを確保するため」(28%)と続いた。

テレワーク未経験者のうち、テレワークで働いてみたいと答えた割合は53%。働きたい理由の1位は「通勤時間を短くしてプライベートを確保するため」(73%)だった。