歌舞伎俳優の市川海老蔵と女優の寺島しのぶが共演する六本木歌舞伎第2弾『座頭市』の公開舞台稽古が3日、東京・EXシアター六本木にて行われ、稽古後の囲み取材で海老蔵は、乳がん闘病中の妻・小林麻央について話した。

市川海老蔵(右)と寺島しのぶ

海老蔵は、この日午前に参加した成田山新勝寺の節分会に長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんも参加したことについて、「楽しんでいましたよ」と振り返り、「去年は勸玄だけだったけど、今年は麗禾も一緒に行こうって」と説明。子供たちには「豆まき行く?」と声をかけたそう。

これまで海老蔵と麻央のブログでは、麗禾ちゃんの顔がわからないようにスタンプなどで加工されていたため、麗禾ちゃんのお披露目も話題になり、ニュースとして写真が掲載されたが、海老蔵は「(写真は)抜いてもらえばよかった」とポツリ。「(本人は)喜んでいましたけど、私と麻央としては自分たちのプライベートなことは…」と話した。

先月末に退院した麻央は自宅のテレビで節分会の様子を見たそうで、テレビを撮った写真が海老蔵に送られてきたという。「(子供たちが)喜んでいるからうれしい」と言っていたそうで、「今、ご自宅に?」と聞かれると、「今いますよ。だから早く帰りたい」と笑った。

同公演は、リリー・フランキー脚本、三池崇史演出による新たな解釈の『座頭市』。海老蔵と寺島が22年ぶりに共演を果たし、海老蔵が盲目の座頭・市を、寺島が女中見習いに励む盲目の少女・おすずを演じる。2月4日~20日に東京・EXシアター六本木にて上演される。