アーティストのいきものがかりが28日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。

左から水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊

デビュー10周年をむかえる同グループが紅白歌合戦で歌うのは、デビュー曲の「SAKURA」。桜の木を背景にしたステージに、水野良樹は「こんなに多い数の桜は初めてかも」、ボーカルの吉岡聖恵は「足元にも花びらが」と、驚いた様子を見せた。

また、山下穂尊は「普段は水野がエレキなんですが、今回は2人アコギなので、高校時代とか学生の頃に路上でやっていたことに近い」と思いを馳せ、「原点回帰」と表した。10周年の紅白ステージに、水野は「紅白に来ると、それ以上の方がいっぱいいる」と苦笑。区切りの年となったが「来年からやることが変わるわけではないので」と、自然体で答えた。

今までは、水野がNHKホールの関係者入口で止められることが話題となっているが、今回は「まだ止められてないです!」と笑顔。今年は「パスをいただいただきまして」と説明し、「今まで何回か止められていたので……」と振り返った。

今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。