マスタードシードは22日、ASRock製Mini-ITXマザーボード「A88M-ITX/ac R2.0」の取り扱い開始を発表した。29日に発売し、店頭予想価格は税別10,180円前後。

左が「A88M-ITX/ac R2.0」で、右が前リビジョンの「A88M-ITX/ac R1.0」。メモリスロットとソケットの間が広がったうえ、拡張スロットの位置もわずかに調整されている

「A88M-ITX/ac R2.0」は、チップセットにA88Xを搭載したMini-ITXマザーボード。802.11ac+Bluetooth 4.0 モジュールをを標準で装備した無線LAN対応モデルとなる。「AMD A10-7890K」などに付属する新リテールクーラー「Wraith Cooler」と、メモリスロットや拡張スロットの干渉を防ぐため、前リビジョンからソケット位置を調節したという。

サージや雷、静電気放電からマザーボードを保護する「FULL SPIKE PROTECTION」や高密度ガラス繊維PCB、固体コンデンサを採用し、安定性や信頼性を高めたほか、ELNA製オーディオコンデンサにより、ノイズを抑えたオンボードサウンドなどを備える。

ソケット Socket FM2+/FM2
チップセット AMD A88X
メモリ DDR3 2400+(OC)MHz×2(最大32GB)
拡張スロット PCI Express 3.0 x16×1(Kaveri以降のAPU利用時)
ストレージ SATA 6Gb/s×6
対応RAID 0/1/5/10
ネットワーク GigabitEthernet×1(RTL8111GR)、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0
サウンド High Definition Audio(Realtek ALC887)
フォームファクタ Mini-ITX
そのほか USB 3.0×4、USB 2.0×8、HDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1、オーディオジャック×1など
店頭予想価格 税別10,180円前後