Azure Service FabricがGA(General Availability)に

Microsoftはクラウド系アプリケーションの開発や俊敏性の高い拡張を行う「Azure Service Fabric」をラインナップに加えているが、そのデモンストレーションとしてIllyriad Gamesの「Age Of Ascent」を取り上げた。

Webブラウザーを使ったオンラインゲーム「Age Of Ascent」のバランス調整をAzure Service Fabricで直接変更し、そしてゲーム内に反映させていた

Visual StudioからAzure Service Fabricへコードを発行し、そのままゲームバランスを調整。このAzure Service Fabricは本日GA(General Availability)を迎え、スタンドアローン版のプレビューも近日公開予定となる。

Azure Service Fabric on Linux/Javaは昨年から予定に上がっていたが、近日中にはプレビュー版を試すことができる

Build 2016の内容はChannel 9で視聴可能

ゲームエンジン「Unity」とARライブラリの「Vuforia」を使ってチラシからトラクターを3D化し、それをMicrosoft Hololensで映し出すデモンストレーションも披露した。

Unity+VuforiaというARコンテンツではポピュラーな組み合わせで、チラシから3Dオブジェクトを作成

それをMicrosoft Hololensで映し出した様子。今回は即興のためかインタラクティブなデモンストレーションは行わなかった

この他にもDocumentDBやMicrosoft Graph、Power BI Desktopの活用例が披露されたが、ここでは割愛する。

今回もユニークな技術や驚きの発表が続いたBuild 2016の模様は、Microsoftの動画サイト「Channel 9」で視聴できる。キーノートやスライドなどを直接見られるので、興味あればアクセスしてみてほしい。

阿久津良和(Cactus)