Zaimは18日、家計簿サービス「Zaim」において、家族用・おこづかい用を切り替えられる「複数アカウント機能」を正式公開した。利用者からの「家族間で家計簿を共有しながらも自分のおこづかいは別に管理したい」という要望に応えたという。

「複数アカウント機能」参考画像

夫婦で家計を共有すると「家計の満足度」が上昇

複数アカウントはプレミアム(有料版)向けの機能となり、同社はこれに併せてAndoroidでもプレミアム会員の申込を正式に開始した。プレミアム会員になると、各口座残高の推移や金融機関からの手動データ取得、記録の一括ダウンロードなど、Web版やiOS版で利用できる有料版向け機能が活用できるようになる。料金は月額360円。

同社は併せて家計簿の共有に関するアンケート結果を発表。それによると、Zaimユーザーの約半数が夫婦・パートナーと世帯を共にしており、そのうち33%が家計簿を共有していた。

Zaimを共有している夫婦は、そうではない場合よりも「家計に対する価値観を共有している」と回答した割合が27.7ポイント上回ったことが判明。また、共有している夫婦は共有していない夫婦と比べて「家計の満足度がとても上がった」と答えた割合が1.6倍に増加したという。

調査期間は2015年5月22日~6月21日、調査方法はインターネット、有効回答は20~60代のZaim利用者933人。