青い森鉄道は16日、2016年3月ダイヤ改正について発表した。浅虫温泉~青森間の列車(浅虫温泉シャトル)を増便する一方、八戸~青森間の快速列車7本のうち4本を普通列車に変更し、あわせて利用状況に応じたダイヤの見直しも行う。

青い森703系。青森発八戸行の快速列車

同社は東北新幹線延伸でJR東日本から経営分離された並行在来線のうち、青森県内の区間を引き継ぎ開業。現在は目時~青森間121.9kmの路線を運営している。第3セクター鉄道へ移管された後も、上野~札幌間の寝台特急「北斗星」「カシオペア」が通過する路線だったが、「北斗星」は今年8月で運転終了となり、「カシオペア」も来春の北海道新幹線開業にともなう運転取りやめが決まっている。

青い森鉄道線では現在、JR大湊線から青森駅・八戸駅へ乗り入れる快速「しもきた」の他に、八戸~青森間の快速列車も下り3本・上り4本運転。2016年3月に実施するダイヤ改正では、これら7本の快速列車の停車駅が見直され、うち4本を各駅に停車する普通列車に変更。利用者の乗車機会を増やすとしている。

現在の利用状況に見合うように、ダイヤ設定の見直しも行う。浅虫温泉~青森間の列車(浅虫温泉シャトル)は現在、朝の時間帯に3往復運転されており、来春のダイヤ改正で4往復に増便。通勤・通学利用者の利便性向上を図る。

その一方で、野辺地~青森間の列車は現行の2往復から1往復に、八戸~青森間の列車は現行の22往復から20往復に減便。新青森駅へ乗り入れる列車も現行の3本(新青森発2本・新青森着1本)から1本に減らされる。「輸送体系の全般的な見直しやホームの混雑緩和」を理由に、青森駅でのJR線との同面ホーム乗換えも解消される。

三戸~八戸間の区間列車も、現行の6往復から5往復に減便。普通列車2520M(三沢駅6時49分発)は三沢~八戸間において、現在の土日運休から土休日運休に変更される。青い森鉄道が実施する2016年3月ダイヤ改正の詳しい時刻・運行本数などについては、「1月下旬頃ホームページ等で発表する予定です」とのこと。