BMX STREET決勝 - 見応え十分のライディング

17時過ぎからはいよいよBMX STREET決勝へ。予選同様の対戦方法と判断条件にて、アメリカvsドイツの激突。BMX発祥国のアメリカからは、白いタイヤが目を惹いたデヴォン・スマイリーとテイラー・フェネンジェル。1番手にも関わらず迫力ある技を見せたデヴォンは、バーフリップやノーハンド、バックフリップ、スピードをいかした高いジャンプなどを次々に繰り出し、終始歓声を浴びていた。また、テイラー・フェネンジェルも負けじとコンボ技を決めたり、ウォールライドをしたりとアピールは十分。ジャッジウォールへのアタックなどもあり、見応え十分のライディングだった。

予選ではその技の決まりぶりから観客の期待を一心に受けていたドイツチーム。ブルーノ・ホフマンは、決勝でもハイジャンプに宙返りなど大技を披露。途中、マシントラブルに遭遇しテイラーのバイクを借りるも、きっちり技を決めてくるのがさすがだ。フェルディナント・ラッコもグラインド系の技を何度もメイク。勝敗は表彰式まで持ち越され、9分間のジャムセッション内では正直勝敗が読めないほどの拮抗具合だった。

MOY、MOUNIR、KAKUの鮮やかなエキシビション

フリースタイルフットボールのショーケースTEAM G-SHOCK TOKURA SUPER SESSION with DJ IKUを経て、BREAKDANCE決勝がスタート。…と思いきや、ジャッジを勤めるMOYやMOUNIR、KAKUのレジェンド3人によるソロパフォーマンスがお披露目され、会場のダンスファンは大喜び。最高潮の盛り上がりが決勝の空間をつくりあげていた。

MC KENSAKU

初戦を勝ち抜いたVICTOR

大技を次々と決めるSHIGEKIXとKATSUYAのバランス感!

JEREMY vs TAISUKE

勝者を告げるBMWのメーター

アメリカvs日本の決勝は、予選と同じくクルーバトル形式の勝ち抜き戦。判断基準も同じだが、時間が1人2ムーブ45秒となっていた。VICTOR対YOSHの先鋒対決ではバネの強さを感じさせたVICTORが勝利するも、豊かな演技力とヘッドスプリングなどの大技を見せる日本の次鋒SHIGEKIXに敗退。そして、アメリカの次鋒STARVIN SA-EWLがエルボー技やダイナミックなジャンプを披露して取り返すなど一進一退。

14歳のSHOSEIやキレのある技で1勝したKATSUYA、長い手足をいかしたダイナミックな技を見せたSTRIPSとそれぞれメンバー全員が活躍していた。その後、足や膝を駆使した低い姿勢や優雅な所作が特徴だったJEREMYとバク宙、ヘッドスピンなどスピード感とキレのある技を見せたTAISUKEの決戦にまでもつれ込んだが、最終的にはアメリカの優勝が決まった。