アスクは26日、台湾Thermaltake製のミドルタワー型PCケース「Suppressor F31」シリーズを発表した。サイドパネルが通常のものとアクリルウインドウの2モデルを用意。10月30日から発売し、店頭予想価格(税別)は通常モデルが10,980円前後、アクリルウインドウモデルが11,980円前後。

通常モデル

アクリルウインドウモデル

背面を除く方位に吸音材を装備したミドルタワー型ケース。シャーシの厚さや吸音材の選定など、静音性を重視した作り。エアフローにも配慮され、吸音材を使わないほかのPCケースと比較して、内部温度が極端に上昇することはないという。電源部、前面、上面、サイドにダストフィルタを装着している。なお、アクリルウインドウモデルは、アクリルウインドウ側に吸音材は装着されていない。

テスト風景(イメージ)

ドライブケージを取り外せる「Fully Modular Design」を採用。搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×2基、内部3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×3基(HDDケージ)、内部3.5インチ/2.5インチベイ×1基(マザーボードベース部)。ドライブケージを外せば、最大360mmクラスのラジエータを内蔵できる。

標準搭載ファンは、前面に120mm×1基、背面に120mm×1基。搭載可能ファン数は、上面に200mm×2基(または140mm×3基、または120mm×3基)、前面に200mm×1基(または140mm×2基、または120mm×2基)、背面に140mm×1基(または120mm×1基)、底面に140mm×2基(または120mm×2基)、側面に140mm×1基(または120mm×1基)、以上の最大9基だ(アクリルウィンドウモデルは8基)。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大420mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが最大180mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2基、マイク入力×1基、ヘッドホン出力×1基。本体サイズはW250×D515×H497mm、重量は10.5kg(アクリルウインドウモデルは9.4kg)。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。

通常モデル(クリックで拡大)

アクリルウインドウモデル(クリックで拡大)

空冷の組み立て例(クリックで拡大)

水冷の組み立て例(クリックで拡大)