「Let'snote SZ5」では、ユーザーから要望のあった"使いやすさ"も改善した。具体的には解像度の向上、キーボードレイアウトの変更、インタフェースの拡張性、ホイールパッドの採用、LTE対応モデルの提供などだ。

画面解像度は、従来の1,600×900ドットから向上し、WUXGA解像度の1,920×1,200ドットに強化。これにより表示情報量は従来から1.6倍に増加したという。キーボードも新レイアウトとなり、10.1型モデル「Let'snote RZ」で好評だったという均等幅の右下特殊キーや独立カーソルキーを採用。搭載端子類は変わらないが、USBポートは全てUSB 3.0へ強化された。また、夏モデルから提供しているLTE搭載モデルについて、対応SIMカードが従来の標準サイズから、一般的に売られているmicroSIMサイズへ変更されている。

使いやすさ改善のポイント

画面解像度は1,920×1,200ドットへ強化

キーボード部はレイアウトを変更し、「Let'snote RZ5」とほぼ同等に

D-Sub端子や標準サイズのHDMI、LANポートなど、従来と同じ端子を備える

SZ5以外の「Let'snote」シリーズ秋冬モデル

「大丈夫、大丈夫」 - "デキる"先輩役を演じる比嘉愛未さん

プロモーションキャラクターは、夏モデルに続き比嘉愛未さんを採用する。Webプロモーション映像の中で、比嘉さんはビジネスで「Let'snote SZ5」を使いこなし、後輩のミスも「大丈夫、大丈夫」とカバーする、頼れる先輩役を演じる。撮影は4日間にわたったといい、比嘉さんは「頼りになる先輩を表現できるよう、常にびしっと、かっこよく、クールに過ごすことを意識した。(SZ5は)光学ドライブ内蔵なのに軽い。地方ロケに行くこともあり、持ち物は軽さを重視しているので助かっている」とコメントした。

「Let'snote SZ5」を手にする比嘉愛未さん

CMイメージの例

「Let'snote SZ5」のプロモーション映像では、泣き言をいう後輩に対し「大丈夫、大丈夫」と余裕を見せる先輩を比嘉さんが演じている。ビジネスシーンでの利用を訴求した内容で、神戸や金沢への出張時に「Let'snote SZ5」で後輩のミスをカバーしたり、プレゼン資料を作成したりといった場面があり、CM映像の一部は北陸新幹線内で撮影されている

発表会では、「Let'snote SZ5」を始め、2015年秋冬モデルを展示。「Let'snote SZ5」では光学ドライブを中央に配置する斬新な内部構造を採用。また、キーレイアウトなやキーピッチなどが刷新されている

「Let'snote SZ5」新モデルで採用されている技術を紹介するパネル。メインボードではファンをCPU上に配置することで部品点数を削減。光学ドライブではケースに穴を空けて軽量化を図るトレー式ドライブが、前モデルに続き採用している

SZ5に繋がる、Let'snoteのメインストリームモデルの重量の変遷

液晶を何度も開閉させるヒンジ耐久試験機、キーボードのキー部分をチェックする打鍵試験機も展示された