俳優の生瀬勝久と桐山漣が、若手クリエイターが手がける日本テレビ『ネクストブレイク』枠(関東ローカル、毎週木曜24:59~25:29)で放送される深夜ドラマで、それぞれ主演を務めることが22日、明らかになった。

『危篤スルー』主演の生瀬勝久(左)と、『永久就職試験』主演の桐山漣

桐山が主演を務めるのは、10月15日スタートの『永久就職試験』(全4回)。桐山演じる御曹司・森岡孝太郎が、"絶対に離婚しないこと。違約金は5億円"という異例のお見合い会を開催し、三倉茉奈、小島藤子、須藤理彩、馬場園梓(アジアン)が演じる覚悟を決めた4人の女性たちが、孝太郎の争奪戦を繰り広げるというストーリーだ。

台本を読んで「とても旬な題材であり、面白くテンポよく作られたラブコメディに、声を出して笑いました」という桐山。孝太郎を奪い合う女性たちについて「個性があまりに強烈なので、絡みが本当に楽しみです」と印象を語り、「主演という大役に選んでいただいたことへの感謝と任務を胸に、作品づくりに励んでいく所存です」と謙虚に話している。

一方、生瀬が主演を務めるのは、11月12日スタートの『危篤スルー』(全4回)。生瀬演じる危篤状態に陥った病院の院長・大森昭雄は、病室に、家族や職場仲間がかけつけるも、院長の後継争いや、女の取り合いなどの問題が発生し、スルーされてしまう。危篤状態で起きることができない葛藤の中で、これまで気づかなかった自分への本音や、人間関係を思い知らされていく。

生瀬は「危篤でほぼ動けない大森昭雄という役は、非常に表現が難しいなと感じています」と印象を語るも、若いクリエイターたちとの撮影に「現場でどう僕と関わってくるのかがすごく楽しみです」と期待。ベテラン俳優という立場だが、「監督とディスカッションしながら、作品を作っていければと思っています」と話している。